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ダーツのグリップ編 [ダーツコラム]

さぁ、表の更新と違って順調に進んでるダーツコラムですが(苦笑)

今回は「グリップ」。
色々な選手に聞くと「グリップは永遠の課題」と言っています。実際に私もそうだと思います。

様々なスポーツでも、この「グリップ」というのは、日々変化・改良していくものではないでしょうかね。

私の理論では、「自分が一番持ちやすいグリップで投げれば良い」と思っていますが、この中にも、最低限の条件があります。

まずは、バレルに対してのプレッシャーが安定していること。
よく「2本指」が一番良いという話を聞きますが、私は決してそうは思いません。元々、2本指の方が良いと言われているのは、実際にバレルを挟んでいるのは親指と人さし指で、中指以降をチップ等に掛けていると、投げるときに弾いてしまったり、引っかかってしまっている人が、「2本指の方が、余計な動きが無くて良い」という事が言われます。そして、バレル抜けは圧倒的に2本指の方が良いことと、2本の指だけで持っている分、シンプルであるという事も相まって進める人が多いんだと思います。

しかし、この中指以降がスローの妨げになっていなければ(ココ大事ですよ)、全然あっても構いません。実際に、谷内太郎選手は3本指ですし、松本嵐選手もそう。吉永選手に至っては、4本指です。ちなみに、私はも3本指ですけどね(^^)

2本指だと、力加減が非常にシビアになり、また、支えている支点が少ない分、離すタイミングやバレルに対するプレッシャーに、非常に気を使わなければなりません。

であれば、慣れ親しんだグリップを改良していくほうが、上達への近道になるのではないのかなと。

さて、このグリップの最低限の条件は、以下の通り。
1)毎回同じ雰囲気でもつことが出来ること。
2)必要以上にバレルを強く握らない。
3)つまんで持つを極力やめる。
4)自分の手首の柔らかさを理解して、コックの角度を決めてから、グリップを決める。

1)~3)は精神的に考えればクリア出来ることですが、4番目は補足します。

「手首の柔らかさ」これは、人によって違います。この手首の柔らかさによって、グリップと、セットする位置が変わります。柔らかい選手は、セット時に手首をあまりロックせず、テイクバック時にパタンと倒す動きが出てきます。このしなりが、ダーツに対して力を加える動作となります。

逆に最初から角度を付けて(手首をロックして)テイクバックする選手は、手首が一定以上倒れないので、不安定になりがちなので、最初から手首をロックしておく。

この「手首」によって、ずいぶんとグリップ感が変わってきます。グリップも大事ですが、このセッテイング時の手首の角度もかなり重要となってきますので、色々な角度を試してみてください。

次回は「テイクバック」について考えます。

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