ダーツ情報局
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/
ダーツの事なら何でも。
ダーツマニア
2009-11-12T21:57:17+09:00
ja
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ダーツ選びの相談にのってください
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-11-12
【今日のお悩み】初心者なので、なかなかマイダーツの選び方がわかりません。ダーツ選びの相談にのってください。現在は友達からもらったダーツを使用しております。だんだんダーツにはまってきて、自分で買ってみようと思いました。私の投げ方は、友人いわく、ペン投げスタイルのようです。友達には重めの前重心で、少し太めのバレルがよいと言われ、自分でもそれがあっていると思います。まだまだダーツが下手なので、高いものを買う気にはなれず、値段は3000?3500円くらいで探しています。?色々と調べたのですが、ハローズのアサシンR、または、ASTRA(アストラ)/AT-6 18g?が良いかな?と思っているのですが、これらの商品の良し悪しがわかりません。そして、もし上の2つよりもおススメがあるならば、教えてください。ダーツ選びは個々によって違うというのは、一応分かっているのですが、何分未熟者ですので、いろいろな情報を教えてもらえると嬉しいです。【回答】最初に結論を言ってしまうと、ご質問のダーツ2つはどちらを選ばれても問題ありません。初めて持つマイダーツを選ぶ時には次の事を参考にしてみてください。1.今後1年以上ダーツを続けていくつもりであれば3000円以上のものを検討してみてください。2.今まで全国のダーツショップ等の店員が初心者に勧めて結果好評であったのがアサシンである。3.が、それは2、3年以上前の情報であり、今は様々な良いダーツが存在する。4.もちろんアサシンは今でも初心者に最適なダーツであり、上級者でも使っているという事実。5.続けていくうちに自分の投げ方が確立されてゆき、それによって好みが出てくる。6.仲間のダーツをいろいろ投げさせてもらっていくうちに自分に合ったものが分かってくる。要するに、やっているうちに色々欲しいダーツは出てくるので、最初はご自分の経済事情に合わせて極端な形状のダーツでなくて初心者にお勧めと言われているスタンダードなものを購入すれば外れは無いという事です。そして、最後に私が皆に言うのは、『かっこ良ければ、それで良い!』絶対的に、個々のインスピレーションって凄いものを持っていると思うんです。感性の赴くまま進むって、かなりの確立で当たりますよ。そして何よりも、自分を信じる事でそのバレルへの愛着も湧くので、自分がコレだ!と思えるバレルを選んでみてください^^ちなみにダーツの値段は性能とは何ら関係がありません。大手海..
ダーツな駆け込み寺
ダーツマニア
2009-11-12T21:57:17+09:00
初心者なので、なかなかマイダーツの選び方がわかりません。
ダーツ選びの相談にのってください。
現在は友達からもらったダーツを使用しております。
だんだんダーツにはまってきて、自分で買ってみようと思いました。
私の投げ方は、友人いわく、ペン投げスタイルのようです。
友達には重めの前重心で、少し太めのバレルがよいと言われ、自分でもそれがあっていると思います。
まだまだダーツが下手なので、高いものを買う気にはなれず、値段は3000?3500円くらいで探しています。
?色々と調べたのですが、ハローズのアサシンR、または、ASTRA(アストラ)/AT-6 18g?が良いかな?
と思っているのですが、これらの商品の良し悪しがわかりません。
そして、もし上の2つよりもおススメがあるならば、教えてください。
ダーツ選びは個々によって違うというのは、一応分かっているのですが、何分未熟者ですので、いろいろな情報を教えてもらえると嬉しいです。
【回答】
最初に結論を言ってしまうと、ご質問のダーツ2つはどちらを選ばれても問題ありません。
初めて持つマイダーツを選ぶ時には次の事を参考にしてみてください。
1.今後1年以上ダーツを続けていくつもりであれば3000円以上のものを検討してみてください。
2.今まで全国のダーツショップ等の店員が初心者に勧めて結果好評であったのがアサシンである。
3.が、それは2、3年以上前の情報であり、今は様々な良いダーツが存在する。
4.もちろんアサシンは今でも初心者に最適なダーツであり、上級者でも使っているという事実。
5.続けていくうちに自分の投げ方が確立されてゆき、それによって好みが出てくる。
6.仲間のダーツをいろいろ投げさせてもらっていくうちに自分に合ったものが分かってくる。
要するに、やっているうちに色々欲しいダーツは出てくるので、最初はご自分の経済事情に合わせて極端な形状のダーツでなくて初心者にお勧めと言われているスタンダードなものを購入すれば外れは無いという事です。
そして、最後に私が皆に言うのは、『かっこ良ければ、それで良い!』
絶対的に、個々のインスピレーションって凄いものを持っていると思うんです。感性の赴くまま進むって、かなりの確立で当たりますよ。そして何よりも、自分を信じる事でそのバレルへの愛着も湧くので、自分がコレだ!と思えるバレルを選んでみてください^^
ちなみにダーツの値段は性能とは何ら関係がありません。
大手海外メーカーが精密機械で大量生産すれば安くなるし、国産メーカーが手作業で作れば高価になります。ブラスダーツが大きめで安いのは材料が安いのと材料が軽いため大きくないとソフトダーツの規定16g・18g・20gが出せないためです。高いダーツはタングステンという高価な材料を用いていて材料が重いためダーツを細く小さく出来ます。上級者になると真ん中や同じ場所に3本入れる必要があるため細い方が有利ですが、ダーツプロ全員が、細いバレルを使っている訳ではありませんので、これまた自分の感性を信じてください。
以上、簡単ではありますが、ダーツ選びの参考にしてみて下さい^^
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最近ダーツにはまり、Bフラ目前で足踏み
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-11-08
【今日のお悩み】ダーツにハマリ、Bフラ目前で足踏みしています。ダーツバーやゲームセンター等で練習するにも費用がかかるので、TVダーツ等で自宅練習を考えています。ボードの大きさも一般ダーツ機と同じ15.5インチで練習に最適だと考えていますが、18gのバレルを使って投げてもボードは壊れませんか?また、刺さりますか?アワードの演出等は練習の為購入なので、チャチくても構わないと思っていますが、普段投げているバレルで練習したいんです!教えてください!よろしくお願いいたします。【回答】良い心がけですね^^ やっぱりダーツ上達には投げ込んで「なんぼ!」ですから、自宅でいつでも投げられる環境を作るのは素晴らしいです♪ただ、練習用に用意するなら、TVダーツではなくて、ハードボードを購入検討されるのが、良いかもしれませんよ^^TVダーツは、刺さった時に結構な音がしますので、近所迷惑になる可能性があります。そこで、皆さん静音対策をしたりで、ひと手間余分にかかります。もちろん費用もね^^;耐久性の面では、ティップをソフトのまま使用するなら、ハードボードは消耗が早く、買い替え時期が早くやってきます。但し、TVダーツよりはハードボードは安価なので、同じ費用を掛けても、2,3回買換えができます。刺さり具合は、18g問わず刺さります。TVダーツも使用を繰り返すと、ビットの穴が少しずつ大きくなるので、セグメントの買い替えが必要になってきます。また、細めのティップを使っていると、刺さりが悪い場合もあります。費用面、静粛性を考えるならば、自宅ではハードボードを用意しておく方がお勧めです。そして、ソフトより、ハードの方が一回りボード自体は小さいのですが、狙った所に投げられる、そしてフォームを安定させる事が自宅練習の目的なので問題ありません。TVダーツは、簡易ながらもアワードの演出なんかもありますので、お友達が来た時に皆でワイワイ楽しむには最適かもしれませんね^^では、頑張ってBフラと言わず、AAフラまで目指してください♪
ダーツな駆け込み寺
ダーツマニア
2009-11-08T09:44:22+09:00
ダーツにハマリ、Bフラ目前で足踏みしています。
ダーツバーやゲームセンター等で練習するにも費用がかかるので、TVダーツ等で自宅練習を考えています。
ボードの大きさも一般ダーツ機と同じ15.5インチで練習に最適だと考えていますが、18gのバレルを使って投げてもボードは壊れませんか?
また、刺さりますか?
アワードの演出等は練習の為購入なので、チャチくても構わないと思っていますが、普段投げているバレルで練習したいんです!
教えてください!よろしくお願いいたします。
【回答】
良い心がけですね^^ やっぱりダーツ上達には投げ込んで「なんぼ!」ですから、自宅でいつでも投げられる環境を作るのは素晴らしいです♪
ただ、練習用に用意するなら、TVダーツではなくて、ハードボードを購入検討されるのが、良いかもしれませんよ^^
TVダーツは、刺さった時に結構な音がしますので、近所迷惑になる可能性があります。
そこで、皆さん静音対策をしたりで、ひと手間余分にかかります。もちろん費用もね^^;
耐久性の面では、ティップをソフトのまま使用するなら、ハードボードは消耗が早く、買い替え時期が早くやってきます。但し、TVダーツよりはハードボードは安価なので、同じ費用を掛けても、2,3回買換えができます。
刺さり具合は、18g問わず刺さります。TVダーツも使用を繰り返すと、ビットの穴が少しずつ大きくなるので、セグメントの買い替えが必要になってきます。また、細めのティップを使っていると、刺さりが悪い場合もあります。
費用面、静粛性を考えるならば、自宅ではハードボードを用意しておく方がお勧めです。
そして、ソフトより、ハードの方が一回りボード自体は小さいのですが、狙った所に投げられる、そしてフォームを安定させる事が自宅練習の目的なので問題ありません。
TVダーツは、簡易ながらもアワードの演出なんかもありますので、お友達が来た時に皆でワイワイ楽しむには最適かもしれませんね^^
では、頑張ってBフラと言わず、AAフラまで目指してください♪
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ハウスダーツ?それともマイダーツ?
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-11-01
【今日の質問】ハウスダーツ?それともマイダーツ?友人となんとなく始めたダーツ。やってみたら面白くはまってしまい、ダーツバーに通い始めました。まだ始めて1週間も経っていません。当然マイダーツは持っておらず、お店のハウスダーツでやってますが、まわりで投げてる上手い人達のマイダーツがカッコ良くて欲しいなぁと思いながら、まだ上手くもないのにマイダーツを持つと言う事にちょっぴり抵抗も感じています。ダーツをやってる皆さんは、だいたい始めてどのくらいでマイダーツを持ちましたか?初心者がいきなりマイダーツを持っても問題ありませんか?練習の効率としてもマイダーツの方がいいのかな?それともハウスダーツで投げ続けた方が?お教え下さい。なお、私の腕前はカウントアップ最高:533ダーツライブのRATINGは、参考記録で2.54だそうです。(その意味もまだ分かりません^^;)【回答】思い切ってマイダーツを買っちゃうに一票です。初心者だから持っちゃいけないなんて事はありません。「あいつヘタなのにマイダーツ持ってるーw」なんて言う奴が居たら、ダーツやってる人間から言わせてもらうと・・・。 「氏んでしまえ」って感じですw実際、ハウスダーツはひどいものだと羽の部分が曲がっていて真っすぐ飛ばないとか、お店によっては、異なるハウスダーツを用意してる所もあるので、毎回投げる感覚が変わってしまい、上達の妨げになってしまいます。なので、いつも同じ感覚で投げられる、自分のダーツが良いですね^^カウントアップで533とかって結構凄いですよー♪これからも頑張ってください^^
ダーツな駆け込み寺
ダーツマニア
2009-11-01T11:07:40+09:00
ハウスダーツ?それともマイダーツ?
友人となんとなく始めたダーツ。
やってみたら面白くはまってしまい、ダーツバーに通い始めました。
まだ始めて1週間も経っていません。
当然マイダーツは持っておらず、お店のハウスダーツでやってますが、まわりで投げてる上手い人達のマイダーツがカッコ良くて欲しいなぁと思いながら、まだ上手くもないのにマイダーツを持つと言う事にちょっぴり抵抗も感じています。
ダーツをやってる皆さんは、だいたい始めてどのくらいでマイダーツを持ちましたか?
初心者がいきなりマイダーツを持っても問題ありませんか?
練習の効率としてもマイダーツの方がいいのかな?
それともハウスダーツで投げ続けた方が?
お教え下さい。
なお、私の腕前はカウントアップ最高:533
ダーツライブのRATINGは、参考記録で2.54だそうです。(その意味もまだ分かりません^^;)
【回答】
思い切ってマイダーツを買っちゃうに一票です。
初心者だから持っちゃいけないなんて事はありません。
「あいつヘタなのにマイダーツ持ってるーw」
なんて言う奴が居たら、ダーツやってる人間から言わせてもらうと・・・。
「氏んでしまえ」って感じですw
実際、ハウスダーツはひどいものだと羽の部分が曲がっていて真っすぐ飛ばないとか、お店によっては、異なるハウスダーツを用意してる所もあるので、毎回投げる感覚が変わってしまい、上達の妨げになってしまいます。
なので、いつも同じ感覚で投げられる、自分のダーツが良いですね^^
カウントアップで533とかって結構凄いですよー♪
これからも頑張ってください^^
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ダーツな駆け込み寺
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-31
私の周りで、色んなダーツの質問が寄せられるんですが、これを簡単にQ&A方式に答えて言っちゃうという、その名も『ダーツな駆け込み寺』。安易なネーミングだなぁー・・・・。と思ったアナタ!!!その通りですwww最近では、駆け込み寺というと、困った時の相談所。といった意味合いで使われますが、本当の意味は違うんですよ。ここから、ちょっと雑学王になった気分で昔話を書いちゃうぞ!江戸時代、離婚請求権は夫の側にしか認められていなかったが、夫と縁を切りたい女性は、東慶寺と言う寺で3年(のち2年)の間修行をすれば離婚が認められるという「縁切寺法」という制度があった。幕府公認の縁切寺として、江戸から多くの女性が東慶寺を目指した。ただし、女性が駆け込んできてもすぐには寺に入れず、まずは夫婦両者の言い分を聞いて、夫が離縁状(いわゆる「三下り半」)を書くことに同意すれば、すぐに離婚が成立したという。また、実際には離婚に至らず、調停の結果、復縁するケースも多かったという。この制度は、女性からの離婚請求権が認められるようになる明治6年(1872年)まで続いた。以上が駆け込み寺の由来です。まぁ、こんなお話もありますが、ウチでは単純にダーツの質疑応答って事でやっていきます。
ダーツな駆け込み寺
ダーツマニア
2009-10-31T10:25:52+09:00
安易なネーミングだなぁー・・・・。と思ったアナタ!!!
その通りですwww
最近では、駆け込み寺というと、困った時の相談所。
といった意味合いで使われますが、本当の意味は違うんですよ。
ここから、ちょっと雑学王になった気分で昔話を書いちゃうぞ!
江戸時代、離婚請求権は夫の側にしか認められていなかったが、夫と縁を切りたい女性は、東慶寺と言う寺で3年(のち2年)の間修行をすれば離婚が認められるという「縁切寺法」という制度があった。幕府公認の縁切寺として、江戸から多くの女性が東慶寺を目指した。ただし、女性が駆け込んできてもすぐには寺に入れず、まずは夫婦両者の言い分を聞いて、夫が離縁状(いわゆる「三下り半」)を書くことに同意すれば、すぐに離婚が成立したという。また、実際には離婚に至らず、調停の結果、復縁するケースも多かったという。この制度は、女性からの離婚請求権が認められるようになる明治6年(1872年)まで続いた。以上が駆け込み寺の由来です。
まぁ、こんなお話もありますが、ウチでは単純にダーツの質疑応答って事でやっていきます。
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クリケット戦略考察
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-26
私達もクリケットの攻め方について、何時間でも盛り上がれちゃいます。これはアレンジについても、同じなんですけどね。 最近9darts.tvをチェックしていると、上手いのに攻め方が下手だなあと思う人が沢山います(笑)これには美学もあるんでしょうが、そう言っても試合でも勝ったほうが強いんです。たとえ泥試合でもwww さて、その下手だなあと思う攻め方とは・・・・・。 『加点を軽視している』例えば、一点でも得点が上であれば、すぐに締めに行くタイプ。クリケットの攻め方で言うと、常にギャンブルな一面を持っている攻め方ですね。相手が9marksしてきたら、逆転されて、更に形成不利になる可能性が高い打ち方。しかし、これはトッププロクラスだからこそというか、ちゃんと一本でクローズ出来る能力が高い事から、この方法もアリといえばアリなんです。 そして、この方法がギャンブルな事も選手達もちゃんと理解しています。相手が自分と同じくらいの実力の場合、シングルの加点では結果的にそんなに優位な状況に立てないのであれば、先に締めに行って、精神的なプレッシャーを与えるという考えだそうです。確かに同じトリプルならば、こういう考え方もありますね。逆に、Jonnyなんかは『加点を重視するタイプ』勿論、毎回加点ばかりするわけではないですが、この考え方は、加点で相手にプレッシャーを与える方法。20ラウンド終了時に得点が勝っているプレーヤーが勝利するのであれば、この考え方の方が一般的といえば一般的でしょう。 しかし、これはRT15以上の選手達が行って、はじめて「スタイル」となるのであって、RT13以下であれば、やはり加点を重点的に戦略を組み立てていくのが妥当だと思います。よくゲーム開始直後はあまり加点せずに、終盤になって入らなくなり、相手に捲られそうになってから、慌てて加点に走る人がいますが、そういう場合には大体が序盤のゲームの組み立て方に問題がある場合が多い。勿論、終盤に突然9Marks連発してくるタイプを相手にしている場合には別ですけどね。競馬でいえば、「差し馬」「追い込み馬」のタイプ。でも、相手がこういうタイプでも、序盤にちゃんとセーフティをとっておけば、そんなに慌てる事は無い。 逆に差し切れない所まで相手をリードすれば良いだけですからね。RTが下位同士の戦いには、特にシングルの加点としっかりしたクローズが、勝つ為の非常に重要なファクターになってきます。ト..
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-26T14:34:40+09:00
これはアレンジについても、同じなんですけどね。
最近9darts.tvをチェックしていると、上手いのに攻め方が下手だなあと思う人が沢山います(笑)
これには美学もあるんでしょうが、そう言っても試合でも勝ったほうが強いんです。
たとえ泥試合でもwww
さて、その下手だなあと思う攻め方とは・・・・・。
『加点を軽視している』
例えば、一点でも得点が上であれば、すぐに締めに行くタイプ。
クリケットの攻め方で言うと、常にギャンブルな一面を持っている攻め方ですね。
相手が9marksしてきたら、逆転されて、更に形成不利になる可能性が高い打ち方。
しかし、これはトッププロクラスだからこそというか、ちゃんと一本でクローズ出来る能力が高い事から、この方法もアリといえばアリなんです。
そして、この方法がギャンブルな事も選手達もちゃんと理解しています。
相手が自分と同じくらいの実力の場合、シングルの加点では結果的にそんなに優位な状況に立てないのであれば、先に締めに行って、精神的なプレッシャーを与えるという考えだそうです。
確かに同じトリプルならば、こういう考え方もありますね。
逆に、Jonnyなんかは『加点を重視するタイプ』
勿論、毎回加点ばかりするわけではないですが、この考え方は、加点で相手にプレッシャーを与える方法。
20ラウンド終了時に得点が勝っているプレーヤーが勝利するのであれば、この考え方の方が一般的といえば一般的でしょう。
しかし、これはRT15以上の選手達が行って、はじめて「スタイル」となるのであって、RT13以下であれば、やはり加点を重点的に戦略を組み立てていくのが妥当だと思います。
よくゲーム開始直後はあまり加点せずに、終盤になって入らなくなり、相手に捲られそうになってから、慌てて加点に走る人がいますが、そういう場合には大体が序盤のゲームの組み立て方に問題がある場合が多い。
勿論、終盤に突然9Marks連発してくるタイプを相手にしている場合には別ですけどね。
競馬でいえば、「差し馬」「追い込み馬」のタイプ。でも、相手がこういうタイプでも、序盤にちゃんとセーフティをとっておけば、そんなに慌てる事は無い。
逆に差し切れない所まで相手をリードすれば良いだけですからね。
RTが下位同士の戦いには、特にシングルの加点としっかりしたクローズが、勝つ為の非常に重要なファクターになってきます。
トリプルを狙う事は後回しにしても、しっかりシングルを埋めていけるという実力がついていけば、かなり勝てる確率が高くなると思いますよ(^^)
最後に、レギュラープレイ時の練習方法としては、相手に文句言われようが加点の仕方を覚える事。
ただ闇雲に相手をOVER KILLするまで加点するのではなく、「ここだ!」と言う時に、クローズしにいくタイミングを覚える事が大事です。
ー1本目・加点ー2本目・クローズー3本目・加点
ー1本目・加点ー2本目・加点ー3本目・クローズ
ー1本目・クローズー2本目・加点ー3本目・加点
ー1本目・クローズー2本目・クローズー3本目・加点
ー1本目・加点ー2本目・加点ー3本目・加点
ー1本目・クローズー2本目・クローズー3本目・クローズ
ー1本目・加点ー2本目・クローズー3本目・クローズ
ー1本目・クローズー2本目・加点ー3本目・クローズ
と、一本毎に考えてみると、3本持っている時に、すでに8つの選択肢があるわけですからね。
これが毎回約1?20ラウンドの間に色々な組立を行うわけですから、クリケットというゲームは、入れる事も重要ですが、それよりも「戦略」が大事なんです。
スタッツアベで3.0?打てるようになってくると、クリケットと言うゲームは途端に、戦略性の高いゲームになってくるんです。
この辺から、クリケット本来の楽しさというか、楽しみ方が分かってくる。
そして、たまにはギャンブル的なスタイルも取り入れてみて下さいね。
大事な試合の時に、どうしても一本で締めたいというときの練習としては非常に効果的ですよ(^^)
私は、どちらかというとギャンブル的スタイルで練習しているかなあ・・・。
スリル感あるし(笑)でも、本番ではちゃんと盛りますよ、点(^_-)
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適正矢速を知る
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-25
さて、今回の議題ですが「矢速」です。これが一番皆さんを「フォームの迷宮」に迷い込ませる問題の一つだと思います。トップ選手を観ていると「ビュンビュン」飛ばしていますよね?でも、人それぞれスピードが違うのはおわかり頂けると思います。で、矢速が速いほうが良いように思われがちですが、大間違い!!ちゃんと人ぞれぞれに、その人に合った「矢速」というのがあるんです。よくこの事についいぇも話していますが、ダーツに「矢速」は関係ありません。もし、これに技術点がつくのなら矢速は早くなければいけないとかあるんでしょうが、ボードまで1秒で刺さろうが、1分(実際にはありえないけど)掛かろうがターゲットを正確にヒットしているのであれば、どちらも同じ点数ですよね?最近、自分の力量以上の矢速を出そうとしている人が凄く多いです。または、「力」によって矢の「直進性」を高めようとしている・・・。確かに、ぶん「ブン!!!」って振ったときのほうが、なんか直進性が高まるような気がするし、「力で押さえ込んでいる」感がなんか狙っている感じになるのもわかります。しかし、自分の出せるパワー以上の力で振っているわけですから、「制御」というものを犠牲にしているんですよ。車で例えてみましょう。同じ「時間は関係なく、ある場所まで直進して到達する」ということが目的であれば、50ccのバイクとポルシェとスピードは違えど、どちらも間違いなく到達出来ますよね?でも、ポルシェと同じスピードで、50ccのバイクが無理しようとするとスピードもさることながら、50ccのバイクが持っているエンジンの力を超えなければならないわけですから、制御するのに難しくなりますよね?揚げ句の果てはエンジンが壊れてしまう。というように、最初に「自分の矢速の限界値」を知ると言うは、フォームを作る上で一番大事と言っても過言ではないんです。最初は、超山なりでターゲットに届くか行い、徐々にストレート軌道に近い飛行ラインにしていく方法をとるんです。そうすると、ある時点で、ターゲットからは外れていても、ヤケにグルーピングが纏まる「力配分」に最初に出会って、それを超えると予想外の方向にズレていくようになるはずです。この「自分が矢を制御しやすい矢速」を覚えると、グルーピングの確率が急激に上がり、フォーム全体が制御しやすくなるんですね。ここで!気をつけなければならないのは、表題の通りに「矢速は人ぞれぞれ」なので、「もっとビュ..
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-25T09:31:05+09:00
これが一番皆さんを「フォームの迷宮」に迷い込ませる問題の一つだと思います。
トップ選手を観ていると「ビュンビュン」飛ばしていますよね?
でも、人それぞれスピードが違うのはおわかり頂けると思います。
で、矢速が速いほうが良いように思われがちですが、大間違い!!
ちゃんと人ぞれぞれに、その人に合った「矢速」というのがあるんです。
よくこの事についいぇも話していますが、ダーツに「矢速」は関係ありません。
もし、これに技術点がつくのなら矢速は早くなければいけないとかあるんでしょうが、ボードまで1秒で刺さろうが、1分(実際にはありえないけど)掛かろうがターゲットを正確にヒットしているのであれば、どちらも同じ点数ですよね?
最近、自分の力量以上の矢速を出そうとしている人が凄く多いです。
または、「力」によって矢の「直進性」を高めようとしている・・・。
確かに、ぶん「ブン!!!」って振ったときのほうが、なんか直進性が高まるような気がするし、「力で押さえ込んでいる」感がなんか狙っている感じになるのもわかります。
しかし、自分の出せるパワー以上の力で振っているわけですから、「制御」というものを犠牲にしているんですよ。
車で例えてみましょう。
同じ「時間は関係なく、ある場所まで直進して到達する」ということが目的であれば、50ccのバイクとポルシェとスピードは違えど、どちらも間違いなく到達出来ますよね?
でも、ポルシェと同じスピードで、50ccのバイクが無理しようとするとスピードもさることながら、50ccのバイクが持っているエンジンの力を超えなければならないわけですから、制御するのに難しくなりますよね?
揚げ句の果てはエンジンが壊れてしまう。
というように、最初に「自分の矢速の限界値」を知ると言うは、フォームを作る上で一番大事と言っても過言ではないんです。
最初は、超山なりでターゲットに届くか行い、徐々にストレート軌道に近い飛行ラインにしていく方法をとるんです。
そうすると、ある時点で、ターゲットからは外れていても、ヤケにグルーピングが纏まる「力配分」に最初に出会って、それを超えると予想外の方向にズレていくようになるはずです。
この「自分が矢を制御しやすい矢速」を覚えると、グルーピングの確率が急激に上がり、フォーム全体が制御しやすくなるんですね。
ここで!
気をつけなければならないのは、表題の通りに「矢速は人ぞれぞれ」なので、「もっとビュン!!って飛ばしたいんだよなあ・・・」とか考えてはいけないんです。
この「矢速」で慣れてくれば、矢速というのは、徐々に上がるんです。
なぜならば、同じタイミングで矢を制御出来るように慣れてくれば、その矢速の限界値というものが、おのずと上がります。
自分で意識的に矢速を上げるのではなくて、勝手に上がるのを待つんです。
ラインは山なりよりも、出来るだけ直線にイメージ出来たほうが楽でしょうし、フラフラとターゲットに到達するよりも、適性なスピードで到達するほうが直進性が高まるのも事実。
でも、何度も言うように「自分から振っていって、矢速を作る」行為は、上達の妨げになります。
ゆっくりから、自分の矢速はどれくらいが適性かを判断してフォームを構築していく。
これが、無理のないそして無駄のない「壊れにくいフォーム」を作り上げていくんですねぇ(^^)
トップ選手達の「矢速」は凄い練習を経て「自然に作られて」いったものであって、一朝一夕では難しいんです。
「最近矢速が速くなっちゃって・・・」と、逆に矢速を落としたいという選手もいますからね。制御しずらいのが一番の理由なんですけどね。
さあ、皆さん。
ちょっとずつで良いですから、「自分の適性矢速」を探ってみましょう(^^)
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ある日突然イップスに!
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-24
ダーツフォームの基本は、ひと通り書いたかなぁ。と思いますが(まぁ、また読み直して改定版でも作るよ)、これからも、ダーツ界の「迷える子羊」さん達と一緒に悩んで行きたいと思っております(笑) さて、今回は突然やってくる「イップス」について考えてみたいと思います。イップスとは何なのかと言うと、実際には、イップス(YIPS)と言いまして、語源は「子犬が吠える」という意味。有名なプロゴルファー、Tommy Armorが初めて使った言葉なんです。イップスは神経に影響する心理的症状。俗に、スポーツ(特にゴルフ)の集中すべき場面において、プレッシャーのため極度に緊張することを表します。また、それを原因として震えや硬直を起こすこと。プレイ上のミスを誘発することをいいます。 自分の考えている事が、体に伝わらなくなり、体が動かなくなったり、意に反した動きをしてしまうことがあったり、動いたとしても、ちゃんと力を伝えられなかったりと、「精神的要素100%」の「スポーツ界の難病認定」されている症状です(笑) ゴルフ界では、このイップスによって引退してしまったり、絶頂期から急坂を転がるように転落してしまったり、本当に怖い病気なんです。 直し方は今だ見つかっていません。そりゃそうですよね、メンタルな病気なんですから。このイップスで何年も辛い思いをしている方もいますし、抜け出たとしても、正しい脱出方法でなかったりすると、また再度イップスになったり、変な癖が残ったりします。 私的にこの「イップス」を説明していきましょう。 私の理論の中の「1・2・3」というリズムがありますよね?このリズム中の「2」の部分、所謂テイクバック最下点又は前方に腕を降り出す瞬間の「一瞬の間」が原因の場合が多いんです。 もう一つは、あとで出てきますが、投げる前にセットアップ時で行う「ユーミング」。そして、アドレス自体が固くなってしまう「ターゲットパニック」からくるイップスと、ここで、もっとよく狙おうとか、ちゃんと真っすぐフォローを出そうとか、この一瞬の間に考えてしまうことが「イップス」のはじまりと考えます。 最初は、「テイクバックしてからも、もう一回狙える」と「お得」感があったりするのですが、とんでもない! この一瞬の間が、ダーツ界では良いように解釈されて「タメ」と言われていたり、「うん、溜まるようになってきたね」なんて他のプレーヤーに褒められたりすると、どんどん進行して行き..
未分類
ダーツマニア
2009-10-24T09:25:22+09:00
さて、今回は突然やってくる「イップス」について考えてみたいと思います。
イップスとは何なのかと言うと、実際には、イップス(YIPS)と言いまして、語源は「子犬が吠える」という意味。有名なプロゴルファー、Tommy Armorが初めて使った言葉なんです。
イップスは神経に影響する心理的症状。俗に、スポーツ(特にゴルフ)の集中すべき場面において、プレッシャーのため極度に緊張することを表します。
また、それを原因として震えや硬直を起こすこと。プレイ上のミスを誘発することをいいます。
自分の考えている事が、体に伝わらなくなり、体が動かなくなったり、意に反した動きをしてしまうことがあったり、動いたとしても、ちゃんと力を伝えられなかったりと、「精神的要素100%」の「スポーツ界の難病認定」されている症状です(笑)
ゴルフ界では、このイップスによって引退してしまったり、絶頂期から急坂を転がるように転落してしまったり、本当に怖い病気なんです。
直し方は今だ見つかっていません。そりゃそうですよね、メンタルな病気なんですから。
このイップスで何年も辛い思いをしている方もいますし、抜け出たとしても、正しい脱出方法でなかったりすると、また再度イップスになったり、変な癖が残ったりします。
私的にこの「イップス」を説明していきましょう。
私の理論の中の「1・2・3」というリズムがありますよね?
このリズム中の「2」の部分、所謂テイクバック最下点又は前方に腕を降り出す瞬間の「一瞬の間」が原因の場合が多いんです。
もう一つは、あとで出てきますが、投げる前にセットアップ時で行う「ユーミング」。
そして、アドレス自体が固くなってしまう「ターゲットパニック」からくるイップスと、ここで、もっとよく狙おうとか、ちゃんと真っすぐフォローを出そうとか、この一瞬の間に考えてしまうことが「イップス」のはじまりと考えます。
最初は、「テイクバックしてからも、もう一回狙える」と「お得」感があったりするのですが、とんでもない!
この一瞬の間が、ダーツ界では良いように解釈されて「タメ」と言われていたり、「うん、溜まるようになってきたね」なんて他のプレーヤーに褒められたりすると、どんどん進行して行きます。
私は前から「タメは必要ない」と言っているのは、ココなんです。
タメは「作り出せる」ものではなく、いつのまにか「作られてしまっている」ものなので、タメが多い人は、「イップス」ギリギリの所で投げているという考え方も出来ますよね。
まっ、これは半分当っていて半分間違えているんですけど。
というのは、元々リズム感の良い人は、通常の人よりも、細かくリズムを取れる(例えば、通常の人が4小節で考えているものを、16小節で考えているとかね。これは無意識中に起こる事なんですが、ちゃんと、訓練すれば出来るようになったりするんです)ので、イップスになりにくい要素は持っているんです。
なので、深くためている人全てがそうではないと言っておきます。
更には、リズム感が良いからと言って、イップスにならないとは限りません。
一回こういう人が嵌まると、余計にタチが悪かったりします(笑)
では、どう直せば良いのか??
正直、私の元にに来てくれれば、約5?10分でイップス状態から「ゼロの状態」にまでは、その場で直す事が出来ます!(^_-)
これは、その人とのリズムのタイミングを併せてから直して行きます。後は、ひ・み・つ (笑)というか、文章で表現が難しいのです。
私の元へフォームチェックにこられる方が1日に50名いたりする事があります。もちろんイップスの方もです。
その中で学んだというか、、、「やばい!直さないと今日中に終わらない!」というプレッシャーで覚えたのかもしれません(笑)
あえて、文章で説明ならば・・・。
1)まず、どこが原因かを観る。
イップスの種類にも何通りもあるので、ここが誤診していると直りません。
2)リズムをゆっくり教える。
リズムの再確認と、その問題となっている部分に、一つ今までと違う動作を与える事により、「止まる」とか「投げれない」という意識を無くさせます。
ここでの重要点は、ユーミングしていたりする癖は排除します。なぜなら、このユーミングのタイミングが取れなくて、イップスに陥るケースが物凄く多い。
フォームの構成的にも、「フォワードプレス」は良いですが、「ユーミング」はダメです!
まっ、これは私の理論なので、一つの参考程度に考えて下さい。
3)オーバーアクションで、大きな筋肉に覚え込ませる。
小さな動きだと、すぐに忘れてしまうので大きな筋肉を使うように補助をしながら修正していきます。
4)徐々に補助を少なくする。
そうして、徐々に補助を少なくして、自分で投げられるようにしていくって感じです。
ダーツ業界が急激に発展してから、技術の向上は目覚ましいものになりましたが、心がついてこないプレーヤーが多く見受けられます。
「何が基本のリズムなのか?」と「必要最低限の動きは何か?」を理解してくれれば、そんなにイップスを怖がる事はないんですけどねぇ?。
まぁ、イップスは思いがけず突然なんで、頭の片隅に、こんな情報もいれとくと良いですよ~^^
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基本フォームのまとめ
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-22
さて、色々とダーツフォームも説明してまいりましたが、この辺で基本フォームを軽くまとめておこうと思います。 まず、所謂今まで通説とされてきた「肘を動かさずに投げる」。これは、肘を軸として、腕を基準とすると、腕の上で上腕が「半円」を描いて動きますね?これを「一軸理論」と勝手に名付けてみます。 ただ、これでは半円の動きと実際に自分で作っている目とターゲットを結ぶラインとを重ねた時には、リリースポイントに到達したあとは、フォローがラインからズレて行きますよね? もっと言えば、この2つのラインが重なり合う部分は、リリースポイントの1点のみです。 毎回同じ場所でダーツをリリース出来るなら、全くこの理論で問題が無い訳ですが、なかなかそれが出来ないのが人間(笑)で、この2つのラインがなるべく重なり合うようにする為にはどうすれば良いか??ここで、出てくるのが私が提唱している「3軸理論」です。ジャジャ?ン♪(笑) というか、別に私が考案したわけでもなんでもなく、今のトップ選手達はほぼ当たり前にやっていることなんです。 勿論、選手の個体差によって、表現の仕方が違うんですけど、トップ選手の多くの動きを総括したって感じで考えて下さいね。 テイクバック時にダーツを、自分の作ったラインになぞって持ってくる動きは、人によってラインの作り方が違うので結果的にグリップを絞る行為になる恐れがあるので、ここではテイクバックは考えないで下さい。あくまでも、いつも言っている「リリースポイント」を「リリースゾーン」にする方法をご説明します。 まず、「3軸」とは、1軸を手首・2軸を肘・3軸を肩とまたまた勝手に名付けてしまいます。(笑) セットアップでは、この1軸と2軸を同軸にセットしたい、つまり肘の上に手首をセットアップすれば、この2つの軸が縦軸としては同軸となり、セットアップ時には「複合した軸(1・2軸)と3軸」の2軸になりますよね?初動の段階で、3つの軸が離れているよりも、同軸に出来る部分は同軸にしてしまおうということです。 そして、テイクバックで、1軸を引くのではなく、倒してくる。これも、絶対に倒さなければいけないのではありません。人によっては、全然テイクバックをとらない人もいますしね。テイクバックはあくまでも、フォローを気持ちよく出す為の予備行為でしかないので、気にする必要はありません。 但し、必要以上に倒してしまう人は、気をつけましょう。なぜなら、せ..
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-22T11:51:48+09:00
まず、所謂今まで通説とされてきた「肘を動かさずに投げる」。
これは、肘を軸として、腕を基準とすると、腕の上で上腕が「半円」を描いて動きますね?
これを「一軸理論」と勝手に名付けてみます。
ただ、これでは半円の動きと実際に自分で作っている目とターゲットを結ぶラインとを重ねた時には、リリースポイントに到達したあとは、フォローがラインからズレて行きますよね?
もっと言えば、この2つのラインが重なり合う部分は、リリースポイントの1点のみです。
毎回同じ場所でダーツをリリース出来るなら、全くこの理論で問題が無い訳ですが、なかなかそれが出来ないのが人間(笑)で、この2つのラインがなるべく重なり合うようにする為にはどうすれば良いか??
ここで、出てくるのが私が提唱している「3軸理論」です。ジャジャ?ン♪(笑)
というか、別に私が考案したわけでもなんでもなく、今のトップ選手達はほぼ当たり前にやっていることなんです。
勿論、選手の個体差によって、表現の仕方が違うんですけど、トップ選手の多くの動きを総括したって感じで考えて下さいね。
テイクバック時にダーツを、自分の作ったラインになぞって持ってくる動きは、人によってラインの作り方が違うので結果的にグリップを絞る行為になる恐れがあるので、ここではテイクバックは考えないで下さい。
あくまでも、いつも言っている「リリースポイント」を「リリースゾーン」にする方法をご説明します。
まず、「3軸」とは、1軸を手首・2軸を肘・3軸を肩とまたまた勝手に名付けてしまいます。(笑)
セットアップでは、この1軸と2軸を同軸にセットしたい、つまり肘の上に手首をセットアップすれば、この2つの軸が縦軸としては同軸となり、セットアップ時には「複合した軸(1・2軸)と3軸」の2軸になりますよね?
初動の段階で、3つの軸が離れているよりも、同軸に出来る部分は同軸にしてしまおうということです。
そして、テイクバックで、1軸を引くのではなく、倒してくる。これも、絶対に倒さなければいけないのではありません。
人によっては、全然テイクバックをとらない人もいますしね。テイクバックはあくまでも、フォローを気持ちよく出す為の予備行為でしかないので、気にする必要はありません。
但し、必要以上に倒してしまう人は、気をつけましょう。なぜなら、せっかく作った目とターゲットとのラインからドンドン離れて行ってしまうので、テイクバック最下点ではすでに、作ったラインが線でイメージ出来ているのではなく、作ったラインの入り口(分かるかな?)しか見えないので、点になってしまって、そこに出すと言う行為になってしまう。
これでは、先程言った「1軸」と対して変わらない狙い方になってしまいます。
なので、なるべくテイクバックは自分の視界内で収めて下さい。視界から消えてしまうテイクバックは、あまりお勧めしません。
そして、テイクバック最下点に到達したら、ダーツを持っている手を振ろうと思わずに、「手首」を前に、「肘」を上に「同時」に「移動」するイメージで投げて下さい。
ここで、決して「ダーツを投げよう」と思ってはいけません。飽く迄も、腕の大きな動きにダーツが結果的についてくるイメージにして下さい。
ここを難しく説明すると(笑)、1軸(左右軸・方向軸)を前方に「開放」すると同時に「高低軸」として2軸を上に移動する。
この2軸を上に移動すると、連結している軸(1軸と3軸)が2軸の動きに吊られて、この3軸全てが「直線」で結ばれるはずです。
1軸の場合には、3軸で言う、1軸(手首)が左右にブレやすい。 しかし、この2軸(肘)を、上方に上げて行くと、この2軸が基点となって、左右がブレにくくなります。
これが出来れば、例えばブルを狙いたければブルの高さに、フォローの高さが一致しているはずです。
と、考えるとフォローの高さが一致する=リリースポイントから先は、自分の作ったラインに沿って手首が前方に移動する(フォローね)為に、ラインになぞって、ダーツをリリースする形になる。
これが「リリースゾーン」というものになる。
1軸とは違って、リリースポイント以降は、ライン上に沿ってフォローが出来上がると言うわけです。ということは、フォロー終了後は、ライン上で終わっている=フォローがそのターゲットの高さと位置に一致しているということですよね?
いやあ???!難しく説明してみました(笑)
でも、細かく知りたい人もいますもんね?普段教える時には、色々なレベルの方がいますが、ここまでの話しは、あまりしませんね。
私の理論の20%くらいで話しているほうが、スッと理解してくれるかなあと思いまして(^_^;)
これは、話が理論的すぎた感もあるので、今回はすっ飛ばして頂いても良いかな^^;
次回はもっと簡単で、誰でも理解出来る様に書こう♪
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綺麗なリズムで投げる
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-20
今の人たち(なんか自分がおじいちゃんの様な言い方になってしまいますが)はダーツのフォームがキレイな人がとても多いです。これは、色々なメディアで、色々な選手のダーツフォームを観ることが出来るようになったのが大きな要因だと思います。 しか?し!! 各部分だけを、部分毎にクローズアップして参考にしているからなんだだと思いますが、一番参考にしなければならない部分を御座なりにしているプレーヤーが凄い多い!! トッププレーヤーから参考すべき部分は確かに沢山ありますが、まず最初に参考しなければならず、実践して取り入れないと行けないことはたった2つだけ。 1.リズム 2.フォロー このたった二つです。 あんなにキレイなリズムをパクらない方が勿体ない。そしてフォローのキレイさ。 私の周りでも、各部分は完璧に近いのに実際に投げてみると、「ん?」という人を多く見かけます。これは、単純にリズムがちゃんと体の中に入っていないことから、各部分がちゃんと良い方向に機能していないんです。素振りではキレイなフォームなのに、実際にダーツを持つと「?」というフォームになる人は、これに該当します。(笑)そして、フォロー、テイクバックを気にするあまりに、フォローがキレイに出ない。確かにテイクバックも、詰めて話していけば非常に重要な部分でありますが、それよりも大事なものはフォロー。だって、これが違う方向を向いていれば、一生狙った場所には飛ばないんですからね(笑) そして私はかなり、リズムに関して口酸っぱく言い続けているのですが、重要なポイントなのでね。細かい修正しないと行けない部分もあるのですが、ただ、リズムを修正すると、悪い所が自然と治ったりするので、敢えて、修正する箇所があっても、指摘しなかったりします。指摘したら、また気になっちゃうでしょ?(^_^;) なので、敢えて言わないで、もっと重要な部分に目を向けてもらったりしています。 「あ、この人は全部言わないと、今のフォームからなかなか抜け出せないな」と言う人には、逆にドンドン言ってしまいます。立ち上がれないくらいに(笑) でも、そういう人は、物凄い良いものを持っているんです。トッププレーヤーしか持っていないものとかを気付いていない。だから、それを伸ばす為に、あえて否定しまくる事もあります。一応、これまでかなりの人のフォームを観てきているつもりです。それこそレーティング0(初心者ね)から、18くらいまで..
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-20T06:07:14+09:00
これは、色々なメディアで、色々な選手のダーツフォームを観ることが出来るようになったのが大きな要因だと思います。
しか?し!!
各部分だけを、部分毎にクローズアップして参考にしているからなんだだと思いますが、一番参考にしなければならない部分を御座なりにしているプレーヤーが凄い多い!!
トッププレーヤーから参考すべき部分は確かに沢山ありますが、まず最初に参考しなければならず、実践して取り入れないと行けないことはたった2つだけ。
1.リズム
2.フォロー
このたった二つです。
あんなにキレイなリズムをパクらない方が勿体ない。
そしてフォローのキレイさ。
私の周りでも、各部分は完璧に近いのに実際に投げてみると、「ん?」という人を多く見かけます。
これは、単純にリズムがちゃんと体の中に入っていないことから、各部分がちゃんと良い方向に機能していないんです。
素振りではキレイなフォームなのに、実際にダーツを持つと「?」というフォームになる人は、これに該当します。(笑)
そして、フォロー、テイクバックを気にするあまりに、フォローがキレイに出ない。
確かにテイクバックも、詰めて話していけば非常に重要な部分でありますが、それよりも大事なものはフォロー。
だって、これが違う方向を向いていれば、一生狙った場所には飛ばないんですからね(笑)
そして私はかなり、リズムに関して口酸っぱく言い続けているのですが、重要なポイントなのでね。
細かい修正しないと行けない部分もあるのですが、ただ、リズムを修正すると、悪い所が自然と治ったりするので、敢えて、修正する箇所があっても、指摘しなかったりします。
指摘したら、また気になっちゃうでしょ?(^_^;)
なので、敢えて言わないで、もっと重要な部分に目を向けてもらったりしています。
「あ、この人は全部言わないと、今のフォームからなかなか抜け出せないな」と言う人には、逆にドンドン言ってしまいます。
立ち上がれないくらいに(笑)
でも、そういう人は、物凄い良いものを持っているんです。
トッププレーヤーしか持っていないものとかを気付いていない。
だから、それを伸ばす為に、あえて否定しまくる事もあります。
一応、これまでかなりの人のフォームを観てきているつもりです。
それこそレーティング0(初心者ね)から、18くらいまで。
さすがにこれだけ観ていると、いくらなんでもすぐに隠している癖やその人の本当のフォームを見抜けるくらいにはなりました。
なので、「まな板の鯉」になったつもりで「ねえ、ちょっと一緒に悩んで!」くらいの気持ちで私の元にアドバイスを受けに来ると良いですよ^^。
一緒に考えて、良い方向になるように親身にアドバイスいたします。
過去に教えた人達と、たまに顔をあわせますが、かなりフォームが良くなっています。
まあ実際のレーティングは上がっていない場合があったとしても、私が見た人がうまくなっていくのはとても嬉しいです。
そして、これは私の力ではなく、その人の努力以外の何ものでもありません。
一緒に考えて、楽しいダーツが出来るようになりましょうね(^^)
その為だったら、いくらでもお手伝いしちゃうんだから♪
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リリースポイントについて考えよう
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-18
さてさて、今回はおさらいというかダーツのリリースポイントについてです。 構えた位置が離す場所ってよく言いますよね?では、その構えた位置って正しいのか?もう一度検証してみましょう。第3回でお話した構え方に重複するのですが、もうちょっと突っ込んで。 多くの人が、人の真似をして構えの位置を設定する。でも、これはあまり正解ではないんです。同じ体型のような人で、間接の硬さや開き具合が似ているのならば、良い手本になるでしょうが、人によって、個体差がありますからね。例えば、私はを張って体をピシッとロックする方法は出来ません。肩の間接が硬いのが理由。 ではどうすれば良いのか? 1)前も言ったように、ターゲットとのラインをまず確認。 2)そのライン上に、実際に投げ入れるダーツをセットする。 3)そこから、楽なスタンスにアドレスをセットしてみる。 と、こういう方法で実験してみて下さい。そして、アドレスする位置(右足を置く位置。左利きの人ならば左足)は、ブルの真ん中が全員に合っているとは限りません。腰が硬くて、開きにくい人は、必然的にボードに向かって右側に立ったほうが良いですし、逆に腰がロックしにくい人は、左側に立つほうがロックしやすい。 また、フォローを外に体の外に出してしまう人(右利きであれば、投げた後、フォローが右を向いてしまう人)は、極端に右側にスタンスを取ることによって、「左方向に投げる」感覚が芽生え、フォローが真っすぐ出しやすい。 セットする位置によって、これだけ色々な部分が変わってくるんですよね。なので、普段の練習中、色々な場所で投げてみて下さい。 アドレスを変えてみることによって、ターゲットの見方の勉強にもなりますので、色々と挑戦して下さい。 最後に効き目が右だから左だからという、固定概念は考えないようにして、チャレンジです!
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-18T11:49:38+09:00
構えた位置が離す場所ってよく言いますよね?では、その構えた位置って正しいのか?もう一度検証してみましょう。第3回でお話した構え方に重複するのですが、もうちょっと突っ込んで。
多くの人が、人の真似をして構えの位置を設定する。でも、これはあまり正解ではないんです。同じ体型のような人で、間接の硬さや開き具合が似ているのならば、良い手本になるでしょうが、人によって、個体差がありますからね。例えば、私はを張って体をピシッとロックする方法は出来ません。肩の間接が硬いのが理由。
ではどうすれば良いのか?
1)前も言ったように、ターゲットとのラインをまず確認。
2)そのライン上に、実際に投げ入れるダーツをセットする。
3)そこから、楽なスタンスにアドレスをセットしてみる。
と、こういう方法で実験してみて下さい。そして、アドレスする位置(右足を置く位置。左利きの人ならば左足)は、ブルの真ん中が全員に合っているとは限りません。腰が硬くて、開きにくい人は、必然的にボードに向かって右側に立ったほうが良いですし、逆に腰がロックしにくい人は、左側に立つほうがロックしやすい。
また、フォローを外に体の外に出してしまう人(右利きであれば、投げた後、フォローが右を向いてしまう人)は、極端に右側にスタンスを取ることによって、「左方向に投げる」感覚が芽生え、フォローが真っすぐ出しやすい。
セットする位置によって、これだけ色々な部分が変わってくるんですよね。なので、普段の練習中、色々な場所で投げてみて下さい。
アドレスを変えてみることによって、ターゲットの見方の勉強にもなりますので、色々と挑戦して下さい。
最後に効き目が右だから左だからという、固定概念は考えないようにして、チャレンジです!
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スロー中の意識。
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-17
昨年末くらいから、私が提唱している手首理論なるものがあります。(笑)一歩間違うと、「手首のスナップを使うのか?」と勘違いされがちですが、そうではありません。 まず、ダーツを構えて「手首」に意識を置いて、手首を移動するように考えます。何度も言いますが、「スナップ」を使うのではありません。あくまでもも、最初に セットした手首の位置を基点として、前後に移動させるだけという意識です。なぜ手首かというと、ダーツをターゲットに入れようとするあまりに、手先の感覚 に頼ってしまう人が多いので、これでは、毎回感覚に頼って投げているのと同じ事なので、私の理論では非常に曖昧なものではないかと感じます。 ならば、その手先に一番近く、動きにくい軸は何か?そう、手首であり、手先と腕の連結部分です。手首のコックをしっかり決めておけば、あまりブレることは ありません。その手首を移動することによって、その動きの反動で「結果的」に手先が動いていくというイメージを持って下さい。要は、手首よりも上はオート マチック化したいということです。そして、普段よりも半分のスピードでダーツを飛ばす意識をもって振れば、飛びは鋭くなっていく。バレルに力が伝わりやす くなるということです。 この観点から、プロダーツ選手に聞いてみたところ、飛んでいる時にはあまり意識はしていないという答え。飛ばない時に、少し意識するくらい。しかしながら、やはり意識はあるんですね。 ただ、色んな選手に聞くと、手首は使わないようにしている。といった意見も当然ながらあります。その意識は、手のひらにピンポン玉を乗せた感覚で、それをターゲットに飛ばしてあげるような感覚でいるらしいです。 この理論はよく私も初心者に教える時には使います。手首を・・・と話すと、必ずスナップと思って、ブンブン振ってしまう人がいますので、そういった方には、こちらの説明をします。 でも、意識は違えど、軸という考え方で言うと結果的に似ています。 トップ選手達は、リリースまでの動きは天性のものを持っているので、むしろ「出発点」であるセットの時の手首のセットの仕方を重点に置いているようでした。 ダーツを投げる時に意識する点は色々あると思いますが、私が思うこの手首理論。一度お試しください^^
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-17T11:26:21+09:00
一歩間違うと、「手首のスナップを使うのか?」と勘違いされがちですが、そうではありません。
まず、ダーツを構えて「手首」に意識を置いて、手首を移動するように考えます。
何度も言いますが、「スナップ」を使うのではありません。
あくまでもも、最初に セットした手首の位置を基点として、前後に移動させるだけという意識です。なぜ手首かというと、ダーツをターゲットに入れようとするあまりに、手先の感覚 に頼ってしまう人が多いので、これでは、毎回感覚に頼って投げているのと同じ事なので、私の理論では非常に曖昧なものではないかと感じます。
ならば、その手先に一番近く、動きにくい軸は何か?
そう、手首であり、手先と腕の連結部分です。
手首のコックをしっかり決めておけば、あまりブレることは ありません。その手首を移動することによって、その動きの反動で「結果的」に手先が動いていくというイメージを持って下さい。
要は、手首よりも上はオート マチック化したいということです。そして、普段よりも半分のスピードでダーツを飛ばす意識をもって振れば、飛びは鋭くなっていく。バレルに力が伝わりやす くなるということです。
この観点から、プロダーツ選手に聞いてみたところ、飛んでいる時にはあまり意識はしていないという答え。飛ばない時に、少し意識するくらい。しかしながら、やはり意識はあるんですね。
ただ、色んな選手に聞くと、手首は使わないようにしている。といった意見も当然ながらあります。
その意識は、手のひらにピンポン玉を乗せた感覚で、それをターゲットに飛ばしてあげるような感覚でいるらしいです。
この理論はよく私も初心者に教える時には使います。
手首を・・・と話すと、必ずスナップと思って、ブンブン振ってしまう人がいますので、そういった方には、こちらの説明をします。
でも、意識は違えど、軸という考え方で言うと結果的に似ています。
トップ選手達は、リリースまでの動きは天性のものを持っているので、むしろ「出発点」であるセットの時の手首のセットの仕方を重点に置いているようでした。
ダーツを投げる時に意識する点は色々あると思いますが、私が思うこの手首理論。
一度お試しください^^
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ターゲットの狙い方
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-15
今回は、前回の「1・2・3」のリズムについての補足と、「ターゲットの見方」についてです。 さて、フォームに関しての、所謂「基礎」は大体理解して頂いたと思いますので、ここで、前回の「1・2・3」のリズムについての補足を。 「1」は、セット。「2」で引き、「3」でスローするイメージでやってみて下さい。 これだと、「3拍子」ではなく、実際に投げるときには、「2拍子」になります。「1」はあくまでも、投げ始める前のきっかけとして考えて下さい。人間は2本足で歩く動物ですから、「2拍子」のリズムに慣れていると僕は考えます。腕も振ったりする時も2本ですしね。 なので、基本的には「1・2」の二拍子で投げる全行程を完結する気持ちが良いのですが、どうしても投げ急いでしまったりしてしまう場合が多いので、この時に、「1」の考え方が重要になってきます。 腕の振りを「2拍子」にするのであって、持っているダーツの動きを2拍子にするのではないことを間違えないで下さいね(^^) さて、今回のテーマであるターゲットの見方に参ります。 これは、単純にターゲット(ボード)を見る際に、どうするべきかということです。 これは特に、中級者以上に読んで欲しい項目です。まず、楽しくて始めたダーツ。徐々に上達していき、すこし慣れてきたところで、突然また初心者なみに入らなくなる・・・。それも、ブル。 これはですね、何度もターゲットに向かって立っているうちに、自然とブルの高さと位置が体にインプットされていくので、実は前に狙っていた時よりも、投げる前に「情報量」が極端に減っている状態から怒る場合から多い。 最初は、ボード全体の位置関係を把握してから、「ブルはあそこだ」と認識して、それから投げる。これだけでも、ただ立って、すぐに投げるより体に与える情報量は増えますよね。でも、慣れてくると、いちいち捜さずにブルの位置は把握出来ているもんなんです。 但し、人間は、ロボットではないので、メモリ機能による復元性が低い。そりゃあ何十年もやっているのなら、そういう境地から「仙人」(笑)の境地になるんでしょうが、ダーツブーム以後から始めた人には、まだその境地までの経験は積んでいないと思います。 そうすると、ブルの高さはなんとなくわかってはいても、「あそこに投げるんだ」という決まった目標に投げ入れる為の情報量が以前よりも極端に減っている状態で投げることになる。 こうなると、今までの勘や経験..
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-15T13:53:02+09:00
さて、フォームに関しての、所謂「基礎」は大体理解して頂いたと思いますので、ここで、前回の「1・2・3」のリズムについての補足を。
「1」は、セット。「2」で引き、「3」でスローするイメージでやってみて下さい。
これだと、「3拍子」ではなく、実際に投げるときには、「2拍子」になります。
「1」はあくまでも、投げ始める前のきっかけとして考えて下さい。
人間は2本足で歩く動物ですから、「2拍子」のリズムに慣れていると僕は考えます。
腕も振ったりする時も2本ですしね。
なので、基本的には「1・2」の二拍子で投げる全行程を完結する気持ちが良いのですが、どうしても投げ急いでしまったりしてしまう場合が多いので、この時に、「1」の考え方が重要になってきます。
腕の振りを「2拍子」にするのであって、持っているダーツの動きを2拍子にするのではないことを間違えないで下さいね(^^)
さて、今回のテーマであるターゲットの見方に参ります。
これは、単純にターゲット(ボード)を見る際に、どうするべきかということです。
これは特に、中級者以上に読んで欲しい項目です。まず、楽しくて始めたダーツ。徐々に上達していき、すこし慣れてきたところで、突然また初心者なみに入らなくなる・・・。それも、ブル。
これはですね、何度もターゲットに向かって立っているうちに、自然とブルの高さと位置が体にインプットされていくので、実は前に狙っていた時よりも、投げる前に「情報量」が極端に減っている状態から怒る場合から多い。
最初は、ボード全体の位置関係を把握してから、「ブルはあそこだ」と認識して、それから投げる。これだけでも、ただ立って、すぐに投げるより体に与える情報量は増えますよね。でも、慣れてくると、いちいち捜さずにブルの位置は把握出来ているもんなんです。
但し、人間は、ロボットではないので、メモリ機能による復元性が低い。そりゃあ何十年もやっているのなら、そういう境地から「仙人」(笑)の境地になるんでしょうが、ダーツブーム以後から始めた人には、まだその境地までの経験は積んでいないと思います。
そうすると、ブルの高さはなんとなくわかってはいても、「あそこに投げるんだ」という決まった目標に投げ入れる為の情報量が以前よりも極端に減っている状態で投げることになる。
こうなると、今までの勘や経験値の部分で投げることになります。ロボットではないので、段々曖昧になってくる。そして、入らなくなってくるといった事があります。
例えば、パッとブルを狙うより、「11と6の真ん中にブルがある」と思って投げるだけでも、情報量が変わってきます。これは、どの部分を投げる時 も同じ。すっと57に構えられる人でも、「7トリと3トリの間にある」と考えるだけで、体での情報量が増えて、誤動作や曖昧な目標値設定が減ってくるはず です。
そして、その投げ入れたいターゲットを凝視してはいけません。
「ぼー」っと見るようにする。よだれが垂れるくらいに(笑)
これはあくまでも最初の段階です。上達していけば、凝視して、ビットで狙うようになれるかもしれません。しかし、最初の段階では凝視するあまり に、体に余計な力が入り、正しい力配分が出来なくなる場合が多いんです。
更に、「ぼー」とみると、ターゲットって広く見えるようになるはずです。
是非試してみて下さ い(^^)
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タメの作り方
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-13
「タメを作りたい」とか、「もっとタメて投げないと」と聞くことが多いですよね。私の意見としては、タメは必ずしも必要だとは思いません。タイミング良くダーツをリリース出来るのであれば、それに越したことはありません。但し!「タメは必要ない」とは言っても、イコール「腕を振る力で投げる」のではありません。クイックスタイルの人っていますよね。テイクバックもフォローも早い。一定のリズムで常に同じ位置・同じタイミングでこれを完成させているのであれば、何も言うことはありません。しかし、この早いリズムで投げている人で、安定した成績を残している人を、私は知りません。早く引けば、早くリリースポイントに到達する。ということは、瞬時にリリースポイントを把握して、それを実行しないといけない。さらには、リリースポイントを「ゾーン」で捉えると、非常に狭い「ゾーン」の中で離さないといけなくなるんですね。 これは、非常に難しく、その日の体調やリズム感に左右される投げ方だと私は判断します。タメというのは、力の加減だけでも、タメを作れるもので、最初の構えている時を「0」の力で、楽に持ち、そのままテイクバック。このときも「0」の力の意識を忘れずに。そして、テイクバックから徐々に力を加える(振りの力を利用する)だけでも、時間的なタメを作らなくても、「タメ」は出来るものです。じゃ、実践してみましょう。それではまず、「1・2・3」のリズムを自分のフォームの中に取り入れてみて下さい。今自分のリズムがそのリズムに合わない場合には、テスト的に行ってみて下さい。しっかりこのリズムが出来ると、タメをいちいち考えなくとも、今までの力配分よりも、少ない力でダーツを飛ばせると感じるでしょう。女性に特に多いのが「ダーツは押し投げがいい」と言われて、無理に自分の腕の力を超えて、投げている人をよく見かけます。これは間違いなんです。喩え、ある一定の時期は調子が良くても、突然崩れるはずです。保証します(笑)女性こそ、リズムで投げるべきなんです。女性の間接の動きの方が、男性よりも柔らかく出来ていることが多いので、そのしなやかな部分を利用しない手はないと。「これって振り投げをしろってこと?」と思われる方も多いのですが、これも違う。ちゃんとこの「1・2・3」のリズムの中にバレルを必要な分だけ押す動作が含まれるものなのです。本当の意味での振り投げとは、所謂「すっぽ抜け」の状態と同じです。 バレルに..
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-13T08:50:55+09:00
私の意見としては、タメは必ずしも必要だとは思いません。
タイミング良くダーツをリリース出来るのであれば、それに越したことはありません。
但し!「タメは必要ない」とは言っても、イコール「腕を振る力で投げる」のではありません。
クイックスタイルの人っていますよね。テイクバックもフォローも早い。
一定のリズムで常に同じ位置・同じタイミングでこれを完成させているのであれば、何も言うことはありません。
しかし、この早いリズムで投げている人で、安定した成績を残している人を、私は知りません。
早く引けば、早くリリースポイントに到達する。
ということは、瞬時にリリースポイントを把握して、それを実行しないといけない。さらには、リリースポイントを「ゾーン」で捉えると、非常に狭い「ゾーン」の中で離さないといけなくなるんですね。
これは、非常に難しく、その日の体調やリズム感に左右される投げ方だと私は判断します。
タメというのは、力の加減だけでも、タメを作れるもので、最初の構えている時を「0」の力で、楽に持ち、そのままテイクバック。このときも「0」の力の意識を忘れずに。そして、テイクバックから徐々に力を加える(振りの力を利用する)だけでも、時間的なタメを作らなくても、「タメ」は出来るものです。
じゃ、実践してみましょう。
それではまず、「1・2・3」のリズムを自分のフォームの中に取り入れてみて下さい。
今自分のリズムがそのリズムに合わない場合には、テスト的に行ってみて下さい。
しっかりこのリズムが出来ると、タメをいちいち考えなくとも、今までの力配分よりも、少ない力でダーツを飛ばせると感じるでしょう。
女性に特に多いのが「ダーツは押し投げがいい」と言われて、無理に自分の腕の力を超えて、投げている人をよく見かけます。
これは間違いなんです。
喩え、ある一定の時期は調子が良くても、突然崩れるはずです。保証します(笑)
女性こそ、リズムで投げるべきなんです。女性の間接の動きの方が、男性よりも柔らかく出来ていることが多いので、そのしなやかな部分を利用しない手はないと。
「これって振り投げをしろってこと?」と思われる方も多いのですが、これも違う。ちゃんとこの「1・2・3」のリズムの中にバレルを必要な分だけ押す動作が含まれるものなのです。本当の意味での振り投げとは、所謂「すっぽ抜け」の状態と同じです。
バレルにしっかりと力を加えるという言葉を、違う意味で捉えて、「えい!」っという感じになってしまっている。そうではなくて、リズムを利用して、タイミング良くバレルを飛ばしてあげれば、今よりもスムースに、そして力強く刺さってくれるはずです。
何度も言いますが、ダーツは「矢の早さや力強さを競う」ゲームではありません。
飛びを意識するあまり、遠回りしているんではないでしょうか?
私の周りにも力で投げようとせず、タイミングでダーツを飛ばせと言っています。
出来る限り少ない力でダーツを飛ばせと。
トーナメントの決勝までは長い道のりなので、体力勝負にもなりますし、いつも力全快で投げていたら、集中力も減退していきます。
毎回「力加減」でダーツをコントロールするよりも「一定のリズム」を心がけていたほうが、精神的にも良いですよね(笑)
これが正しいとすれば、この「リズムを一定して投げる」」という項目に「タメはこれくらい」という、もう一つの課題を自分に与えて毎回投げるのは絶対に良くないと思います。
普段の練習でフォームを作り、実践ではリズムだけを一定にするように心がける。
試合中にあれこれ考えるのは、考えた分だけ試合中、マイナスになると僕は考えます。
タメを作ろうと思うより、「気持ちのいいタイミングを見つける」。
是非やってみて下さいね(^^
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腕の中の軸を意識する
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-10
さぁ!第7回ですよぉー♪今回は「軸」のお話、軸といっても、全体の重心軸ではなく、ダーツを投げる腕の中の軸の話をしたいと思います。そもそも、ダーツを手で持っているあまり、「手のひらから上」でダーツをコントロールしようとしていませんか?ターゲットを狙っているときに、若干の高低差を手のひらから上で微調整してしまう人が多い。これは、感性の鋭い人なら良いんです。それでも、その日の体の調子や目の見え方によって、かなり左右されてしまう投げ方になりますよね?なので、この部分は出来るならばシステマチックにしたい・・・。元々、ダーツを投げるときには、腕の「弧」の運動から、ダーツが送り出されるわけですから、この弧の軸をどこで感じるかが重要になってきます。上記に述べたような微調整を行うと、なんとなく入っているときには良いのですが、次第にせっかく作り上げた「弧の軸」をズラしていってしまい、最後にはどうやって投げていたか分からなくなってしまう現象に陥ります。じゃあ、どこで軸を感じればいいのか? それは、「手首」です。あ、こういうと大体が手首のスナップを利用して投げたり、へんんな手首の使い方をしてしまうのですが、そうではなく、手首の描く「弧」をまずイメージして下さい。ダーツを持っている部分よりも、「手首」。 フォローをターゲットに対して、なるべく真っすぐ、そして高さもターゲットの高さにフォローするようにするのがベストなフォローだとすれば、この手首の位置が構えた時の高さとほぼ一定の高さを保ってフォローするようにすれば、キレイな高さのフォローになりません?この手首の高さが落ちていたりすると、ダーツが落ちたり横ブレが起きてきます。 もっと分かりやすく説明しましょう。始めに構えた位置の手首の高さと位置を「A」とするならば、その時に狙っているターゲットに対しての適切なフォローの位置を空振りしてみて、その時の手首の位置を「B」とします。あとは、この「A?B」に手首を移動してあげるようにフォローを作る。 私の最近の注意していることは、構えているときに、頭の中で自分の投げ終わったときの手首の位置をイメージして、そのイメージに近づくようにフォローをしていくようにしています。こうすると、あまり高低差の誤差が生じなくなる。ということは、よっぽど失投しない限り、その付近にダーツは密集するわけで、クリケットの場合などは、悪くてもキープという形をとれます。 中級者に陥り..
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-10T23:41:56+09:00
今回は「軸」のお話、軸といっても、全体の重心軸ではなく、ダーツを投げる腕の中の軸の話をしたいと思います。
そもそも、ダーツを手で持っているあまり、「手のひらから上」でダーツをコントロールしようとしていませんか?
ターゲットを狙っているときに、若干の高低差を手のひらから上で微調整してしまう人が多い。これは、感性の鋭い人なら良いんです。それでも、その日の体の調子や目の見え方によって、かなり左右されてしまう投げ方になりますよね?なので、この部分は出来るならばシステマチックにしたい・・・。
元々、ダーツを投げるときには、腕の「弧」の運動から、ダーツが送り出されるわけですから、この弧の軸をどこで感じるかが重要になってきます。上記に述べたような微調整を行うと、なんとなく入っているときには良いのですが、次第にせっかく作り上げた「弧の軸」をズラしていってしまい、最後にはどうやって投げていたか分からなくなってしまう現象に陥ります。
じゃあ、どこで軸を感じればいいのか?
それは、「手首」です。あ、こういうと大体が手首のスナップを利用して投げたり、へんんな手首の使い方をしてしまうのですが、そうではなく、手首の描く「弧」をまずイメージして下さい。
ダーツを持っている部分よりも、「手首」。
フォローをターゲットに対して、なるべく真っすぐ、そして高さもターゲットの高さにフォローするようにするのがベストなフォローだとすれば、この手首の位置が構えた時の高さとほぼ一定の高さを保ってフォローするようにすれば、キレイな高さのフォローになりません?
この手首の高さが落ちていたりすると、ダーツが落ちたり横ブレが起きてきます。
もっと分かりやすく説明しましょう。始めに構えた位置の手首の高さと位置を「A」とするならば、その時に狙っているターゲットに対しての適切なフォローの位置を空振りしてみて、その時の手首の位置を「B」とします。あとは、この「A?B」に手首を移動してあげるようにフォローを作る。
私の最近の注意していることは、構えているときに、頭の中で自分の投げ終わったときの手首の位置をイメージして、そのイメージに近づくようにフォローをしていくようにしています。
こうすると、あまり高低差の誤差が生じなくなる。ということは、よっぽど失投しない限り、その付近にダーツは密集するわけで、クリケットの場合などは、悪くてもキープという形をとれます。
中級者に陥りがちなミスは、狙おうと思えば、その日の調子によって、トリプルに入ってしまうので、段々欲張りになっていってしまうんですね。毎回9マーク出せるのならば、何も言うことはありませんが(笑)
このトリプルを外してもシングルに入っていることが重要で、一本でもトリプルに入れば、5マークですし、悪くてもキープ。ということは、アベで4点台ということですよね?悪くても、3点台はキープ出来る考えになります。
どんな投げ方をしていても、ずっと投げていれば、調子の良いときに5点だって6点だって出るんです。でも「悪くても3点台」というのは、フォームが出来ていて、軸がブレないことが前提となってきます。
私の周りにいる子達に良く言うのですが、クリケットは3点キープが出来るようになってからが、とてつもなく楽しくなってきます。そうして、初めて「戦略」というものが成り立つからです。
3本で締めることが出来る段階から、このゲームは変わってきます。 01だって、平均トンから格段に面白くなっていくんですよねえ(^^)
何が楽しいって、最後のアレンジが楽しい(笑) その楽しみを味わうことは誰にでも出来ますよ(^_-)
最後はちょっと余談もありましたが、これが手の中の軸です。
どうです?参考になりましたか?
さぁ、次回は『タメ』について書きます。本当にタメは必要だと思いますか?
では、乞うご期待です♪
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ダーツのテイクバックに挑戦
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-08
さて、第6回になりました。今回はテイクバックについて。ここは結構重要なポイントです。というのも、誤差が生じることが非常に多い部分でもあるし、癖が一番つきやすい場所でもあります。そしてメンタル的なものが一番現れやすい部分ではないでしょうか?例えば、飛ばないなあと思ってしまうと、普段より多く引いてしまったり、絞って飛ばすようにしてしまったり。イップスになりやすいのもこのテイクバックですよね。ある日突然引けなくなったりする。これは、ターゲットパニック(後日、説明しますね)によることが多く、非常に厄介なんです。じゃあ、どういうテイクバックが正しいのか?「テイクバックで溜めを作って」と言われたことがあると思います。私の理論では、「溜めは考えて作るものではない」と思ってます。溜めというのは、その人の個性であって、後天的に作り出すものではないんです。この溜めを意識して、今まで入っていたプレーヤーがどんどん入らなくなっていくのを、何度も見ていますし、成功した例は ・・・ ・・・ ・・・ わずかなら。(笑)なので、今回は溜めはその人の個性であるということを前提として、溜めるという行為を説明しません。どうしてもというのなら、後日ご説明しますが、個々の感覚をお薦めしますよ。さて、テイクバックの位置。これは、どこでも構いません。というのは、自分が作ったラインから外れなければという注釈つきです。たまにとんでもなく外れていても入っているプレーヤーはいますが、私の講義は「安定度」を最優先しているのでお勧めしません。私の場合は、右目付近にテイクバックを持ってくるようにしています。私は、右目が効き目なので、この右目でターゲットを見つつ、右目でダーツのラインを確認するといった両方の役目を担ってます。ようするに、ターゲットを見ている右目の視界に一緒にダーツも入れておきたいので、右目付近にテイクバックをします。そうする事によって、自分が描いた理想の軌道をなぞりやすく出来ると考えるからです。テイクバック中に視界から外れる時は、自分の描いたラインに乗せる事が『ややムズ』になってきます。なぜ、『ややムズ』なのかというと、体が覚えているので、視界から外れても入りますが、安定感がなくなったり、どうしてズレたのか理由が分からなくなり、修正が出来なくなるからです。その他に、あごの下や目の下にテイクバックすることがあると思いますが、肩の間接が固いのか違和感があるので、..
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-08T16:20:43+09:00
今回はテイクバックについて。
ここは結構重要なポイントです。というのも、誤差が生じることが非常に多い部分でもあるし、癖が一番つきやすい場所でもあります。そしてメンタル的なものが一番現れやすい部分ではないでしょうか?
例えば、飛ばないなあと思ってしまうと、普段より多く引いてしまったり、絞って飛ばすようにしてしまったり。イップスになりやすいのもこのテイクバックですよね。ある日突然引けなくなったりする。
これは、ターゲットパニック(後日、説明しますね)によることが多く、非常に厄介なんです。
じゃあ、どういうテイクバックが正しいのか?
「テイクバックで溜めを作って」と言われたことがあると思います。私の理論では、「溜めは考えて作るものではない」と思ってます。
溜めというのは、その人の個性であって、後天的に作り出すものではないんです。この溜めを意識して、今まで入っていたプレーヤーがどんどん入らなくなっていくのを、何度も見ていますし、成功した例は ・・・ ・・・ ・・・ わずかなら。(笑)
なので、今回は溜めはその人の個性であるということを前提として、溜めるという行為を説明しません。どうしてもというのなら、後日ご説明しますが、個々の感覚をお薦めしますよ。
さて、テイクバックの位置。
これは、どこでも構いません。というのは、自分が作ったラインから外れなければという注釈つきです。たまにとんでもなく外れていても入っているプレーヤーはいますが、私の講義は「安定度」を最優先しているのでお勧めしません。
私の場合は、右目付近にテイクバックを持ってくるようにしています。私は、右目が効き目なので、この右目でターゲットを見つつ、右目でダーツのラインを確認するといった両方の役目を担ってます。
ようするに、ターゲットを見ている右目の視界に一緒にダーツも入れておきたいので、右目付近にテイクバックをします。そうする事によって、自分が描いた理想の軌道をなぞりやすく出来ると考えるからです。テイクバック中に視界から外れる時は、自分の描いたラインに乗せる事が『ややムズ』になってきます。
なぜ、『ややムズ』なのかというと、体が覚えているので、視界から外れても入りますが、安定感がなくなったり、どうしてズレたのか理由が分からなくなり、修正が出来なくなるからです。
その他に、あごの下や目の下にテイクバックすることがあると思いますが、肩の間接が固いのか違和感があるので、私はこの方法はとっておりません。
話を戻しましょう。
ラインを外さなければ問題ないテイクバック。じゃ、そこをどうやって見つけるか?
結構簡単な方法を。
まずは、自分の作ったラインを更に自分の後ろの方に伸ばしていってみる。そうすれば、肩から指先に至る部分の動きが全てライン上で完結していくはずです。結局は、構えた位置からパタンと腕を折り畳むだけ。テイクバックを「引く」と考えるから、色々な場所に引いてしまったり、力が入ってしまったり、引くことに一緒懸命になってしまう。
ただ、腕を倒すだけと考えれば、毎回同じ動きがしやすいし、テイクバックに力が入りにくく、安定したスローがしやすくなるはずです。その位置が人によって、右目付近だったり、あごだったり目の下だったりするわけです。これは、肩の筋肉のつき方や、筋の固さによって場所が変わってきます。
テイクバックは「飛ばす為」のタイミング(リズム)をはかる動作だと思って下さい。テイクバックを大きく取れば、ビュンと飛ぶわけではありません。別の言い方を。テイクバックは、飛ばすために力を溜める行為ではなく、飽く迄もタイミングをはかる動作です。
テイクバックがなくても飛ばしているプレーヤーいますよね?かといって、思いきり腕を振っているわけでもない。ということはテイクバックが飛ばすために必要な力を蓄える場所でないということを分かってもらえると思います。実際に、多くのトッププレーヤーを見ていると、テイクバックが小さくしようとしているプレーヤーが多いですよね。それだけ、無駄な部分は省いて、誤動作を少なくしようとしているからです。
では、このへんで軽くまとめときます。
テイクバックは、個々の体系にあわせ取り易い位置に持ってきて構わない。
そして、引くという感覚から、折りたたむという事を意識して欲しい。
極力、テイクバックを小さくする様にしてみましょう♪
個々の感覚が大事にされる部分で、ダーツを行うにおいても大事な部分になりますので、こんな感じに意識を変えて、調整してみてくださいね^^
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ダーツのグリップ編
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-07
さぁ、表の更新と違って順調に進んでるダーツコラムですが(苦笑)今回は「グリップ」。色々な選手に聞くと「グリップは永遠の課題」と言っています。実際に私もそうだと思います。様々なスポーツでも、この「グリップ」というのは、日々変化・改良していくものではないでしょうかね。私の理論では、「自分が一番持ちやすいグリップで投げれば良い」と思っていますが、この中にも、最低限の条件があります。まずは、バレルに対してのプレッシャーが安定していること。よく「2本指」が一番良いという話を聞きますが、私は決してそうは思いません。元々、2本指の方が良いと言われているのは、実際にバレルを挟んでいるのは親指と人さし指で、中指以降をチップ等に掛けていると、投げるときに弾いてしまったり、引っかかってしまっている人が、「2本指の方が、余計な動きが無くて良い」という事が言われます。そして、バレル抜けは圧倒的に2本指の方が良いことと、2本の指だけで持っている分、シンプルであるという事も相まって進める人が多いんだと思います。しかし、この中指以降がスローの妨げになっていなければ(ココ大事ですよ)、全然あっても構いません。実際に、谷内太郎選手は3本指ですし、松本嵐選手もそう。吉永選手に至っては、4本指です。ちなみに、私はも3本指ですけどね(^^)2本指だと、力加減が非常にシビアになり、また、支えている支点が少ない分、離すタイミングやバレルに対するプレッシャーに、非常に気を使わなければなりません。であれば、慣れ親しんだグリップを改良していくほうが、上達への近道になるのではないのかなと。さて、このグリップの最低限の条件は、以下の通り。1)毎回同じ雰囲気でもつことが出来ること。2)必要以上にバレルを強く握らない。3)つまんで持つを極力やめる。4)自分の手首の柔らかさを理解して、コックの角度を決めてから、グリップを決める。1)~3)は精神的に考えればクリア出来ることですが、4番目は補足します。「手首の柔らかさ」これは、人によって違います。この手首の柔らかさによって、グリップと、セットする位置が変わります。柔らかい選手は、セット時に手首をあまりロックせず、テイクバック時にパタンと倒す動きが出てきます。このしなりが、ダーツに対して力を加える動作となります。 逆に最初から角度を付けて(手首をロックして)テイクバックする選手は、手首が一定以上倒れないので、不安定になりがちな..
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-07T13:43:42+09:00
今回は「グリップ」。
色々な選手に聞くと「グリップは永遠の課題」と言っています。実際に私もそうだと思います。
様々なスポーツでも、この「グリップ」というのは、日々変化・改良していくものではないでしょうかね。
私の理論では、「自分が一番持ちやすいグリップで投げれば良い」と思っていますが、この中にも、最低限の条件があります。
まずは、バレルに対してのプレッシャーが安定していること。
よく「2本指」が一番良いという話を聞きますが、私は決してそうは思いません。元々、2本指の方が良いと言われているのは、実際にバレルを挟んでいるのは親指と人さし指で、中指以降をチップ等に掛けていると、投げるときに弾いてしまったり、引っかかってしまっている人が、「2本指の方が、余計な動きが無くて良い」という事が言われます。そして、バレル抜けは圧倒的に2本指の方が良いことと、2本の指だけで持っている分、シンプルであるという事も相まって進める人が多いんだと思います。
しかし、この中指以降がスローの妨げになっていなければ(ココ大事ですよ)、全然あっても構いません。実際に、谷内太郎選手は3本指ですし、松本嵐選手もそう。吉永選手に至っては、4本指です。ちなみに、私はも3本指ですけどね(^^)
2本指だと、力加減が非常にシビアになり、また、支えている支点が少ない分、離すタイミングやバレルに対するプレッシャーに、非常に気を使わなければなりません。
であれば、慣れ親しんだグリップを改良していくほうが、上達への近道になるのではないのかなと。
さて、このグリップの最低限の条件は、以下の通り。
1)毎回同じ雰囲気でもつことが出来ること。
2)必要以上にバレルを強く握らない。
3)つまんで持つを極力やめる。
4)自分の手首の柔らかさを理解して、コックの角度を決めてから、グリップを決める。
1)~3)は精神的に考えればクリア出来ることですが、4番目は補足します。
「手首の柔らかさ」これは、人によって違います。この手首の柔らかさによって、グリップと、セットする位置が変わります。柔らかい選手は、セット時に手首をあまりロックせず、テイクバック時にパタンと倒す動きが出てきます。このしなりが、ダーツに対して力を加える動作となります。
逆に最初から角度を付けて(手首をロックして)テイクバックする選手は、手首が一定以上倒れないので、不安定になりがちなので、最初から手首をロックしておく。
この「手首」によって、ずいぶんとグリップ感が変わってきます。グリップも大事ですが、このセッテイング時の手首の角度もかなり重要となってきますので、色々な角度を試してみてください。
次回は「テイクバック」について考えます。
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ダーツの構え
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-03-3
さあ、足の位置、腰の位置、上半身、と順に来ましたが、次はダーツを構える位置です。これは自分の視界の中にセッティングしたほうが良いでしょう。テイクバックやフォローにしても、「自分の視界の中で完結している」ことが望ましいと思います。テイクバックを引きすぎて、自分の視界の中から外れてしまうのでは、せっかく作ったラインを切ってしまうことになりますので、スタートする位置も、視界の中がベストです。ここで、基点となるのが、「肘」肘を開いて構えている人もいますが、これもお勧めしません。私も疲れていると開いてしまうのですが、動きが安定せず、この開きによってフォローが体の外に流れてしまう傾向があります。ターゲットに対して真っすぐ出したいので、肘は地面に対して垂直にセットしましょう。「体が固くて出来ないんだよね」という方や「このやり方だと、肩が痛い」という方。私も実はそうでした(笑)でもこれは、セットの順序が違っただけで、直し方があります。アドレスをしないで、自分が痛くない方法で、肘を地面と垂直に構えてください。その後、アドレスを取ってみる・・・。ほら出来たでしょ?出来ませんか?大半の方がこの方法でいけるはずです。肩の間接の固い方は、いつもよりも体が開き気味になっていると思いますが、これが貴方の正しい上半身の開き方。ここで、無理にスタンスで体をロックしようとせずに、前回の通り前方のお尻に重りを付けた感覚でゆっくり加重してみて下さい。では次に構える高さ。これは、ダーツが飛んでいくイメージを放物線で考えている人は上向きになるでしょうし、必然的に構えも上になると思います。直線的に考える人は、目線の高さで構える。どっちが良いかは、自分の「空間」に対する考え方と、よりイメージしやすい方を採用してください。私の場合には、狙うターゲットの高さに、中指を合わせるという方法をとっています。こうすると、予め高さの設定をしているわけですから、あとはこの高さを守ってこの高さでスローするだけ。もうちょっと突っ込んでいくと、私のイメージは、ボーリングのレーンのスパット・又はゴルフのパット時のライン中継点の目安の役目をしています。じっとボードを見て、あの場所に入れるという身体的技術を持ち合わせていればいいのですが(笑)、一般人なので自分の作成したラインに中継点を作成(拳をこの中継地点に設定する)して、そこを通過していくようにスローすると。この他に、チップを合わせ..
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-05T00:00:00+09:00
これは自分の視界の中にセッティングしたほうが良いでしょう。
テイクバックやフォローにしても、「自分の視界の中で完結している」ことが望ましいと思います。
テイクバックを引きすぎて、自分の視界の中から外れてしまうのでは、せっかく作ったラインを切ってしまうことになりますので、スタートする位置も、視界の中がベストです。
ここで、基点となるのが、「肘」肘を開いて構えている人もいますが、これもお勧めしません。
私も疲れていると開いてしまうのですが、動きが安定せず、この開きによってフォローが体の外に流れてしまう傾向があります。
ターゲットに対して真っすぐ出したいので、肘は地面に対して垂直にセットしましょう。
「体が固くて出来ないんだよね」という方や「このやり方だと、肩が痛い」という方。
私も実はそうでした(笑)でもこれは、セットの順序が違っただけで、直し方があります。
アドレスをしないで、自分が痛くない方法で、肘を地面と垂直に構えてください。
その後、アドレスを取ってみる・・・。ほら出来たでしょ?出来ませんか?大半の方がこの方法でいけるはずです。
肩の間接の固い方は、いつもよりも体が開き気味になっていると思いますが、これが貴方の正しい上半身の開き方。ここで、無理にスタンスで体をロックしようとせずに、前回の通り前方のお尻に重りを付けた感覚でゆっくり加重してみて下さい。
では次に構える高さ。
これは、ダーツが飛んでいくイメージを放物線で考えている人は上向きになるでしょうし、必然的に構えも上になると思います。直線的に考える人は、目線の高さで構える。
どっちが良いかは、自分の「空間」に対する考え方と、よりイメージしやすい方を採用してください。
私の場合には、狙うターゲットの高さに、中指を合わせるという方法をとっています。
こうすると、予め高さの設定をしているわけですから、あとはこの高さを守ってこの高さでスローするだけ。
もうちょっと突っ込んでいくと、私のイメージは、ボーリングのレーンのスパット・又はゴルフのパット時のライン中継点の目安の役目をしています。
じっとボードを見て、あの場所に入れるという身体的技術を持ち合わせていればいいのですが(笑)、一般人なので自分の作成したラインに中継点を作成(拳をこの中継地点に設定する)して、そこを通過していくようにスローすると。
この他に、チップを合わせる方法だったり、フライトの一部分を合わせる方法だったり、何かをターゲットに合わせることによって、構えを設定するのも実は同じこと。
これだけで、所謂Aフライトのアベレージくらいは絶対に可能なはずです(^_-)
「もっと入れる為には・・・」とドンドン難しく考えていくから、ダーツって難しくなるんです。上のアベレージを目指すのであれば、ドンドン無駄なものを省いていくという方法を取ると良いですよ(^^)
少なくとも、年間で12?のレーティングを維持しているプレーヤー達なら、それを理解しているはずです。
レーティング12までは、そんなに難しい道のりではありません!(断言(笑))
そっからは集中力や体力が関係してくるので大変ですけどね(笑)
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ダーツのスタンス編
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-03-2
今回は、スタンスの位置と、高さ(頭の位置)、そして前回の補足として、上半身とマッチングする方法を掲載します。<前回の補足とおさらい>下半身はなんとなく「これじゃないかなあ?」という位置が決まった方は、上半身とのマッチングを考えてみてください。前回も話した通り、スタンスで体をロックする方法はあまり得策ではありません。なぜならば、ロックする位置が全体の最下で行われる為に、上半身がぐらつきやすいくなってしまうからです。スタンスではどこでロックするのか?とういと、腰です。これも一概に腰を捻って構えようとするのではなく、前腰(骨盤)に上半身の重みを乗せるように構えるのを理想とします。この位置がなかなか難しいと言うプレーヤーが多いのですが、それは結果的に前かがみになろうとしているから難しいのであって、重心位置5:5の位置から、少しづつ前に加重していくと、ちょうど良い場所が見つかるはずです。試しにやってみてください。 その位置は、体が上下左右にブレにくい場所になっているはずです。結果的にいかがでしょうか。皆さんが考えているよりも、前傾が少なくないですか?ここから始めると、徐々に慣れてきて最終的には少し前傾過ぎても、しっかり重心が残るようになってきます。さて、今回の本題はスタンスの位置です。まずは、スローラインのどこに立つのが正解なのか?これには考え方が二つあり、メリット・デメリットがあります。 1つ目の方法。ターゲットに対してほぼセンターに立つ方法。多くのトーナメントやハウストーナメントで、普段自分が慣れている環境とは違う環境で、実際に試合していかねばならないことが多いはずです。ほぼセンターに立っていれば、ターゲットとの位置を決めやすく、大きなトーナメントのように、沢山並んでいる台に対して、長いスローラインが引かれている場合にでも、位置は見つけやすいですよね。また、狭いお店などでは特に、左右にズレることが困難な場所などは、このセンターに立つタイプの方が、レギュラープレイと同じように投げられるはずです。 但し、フォームの点から考えると、少々のデメリットが発生します。あまりドセンターを意識していくと、人間て「真っすぐ引いて、真っすぐ出す」ことが出来ないから投げるスポーツがなかなか上達しないという考えがあります。ゴルフでも、ストレートの球というのが一番難しいんです。ここで、少しターゲットに対して角度をつけて構えると、真っすぐという位..
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-04T00:10:42+09:00
<前回の補足とおさらい>
下半身はなんとなく「これじゃないかなあ?」という位置が決まった方は、上半身とのマッチングを考えてみてください。前回も話した通り、スタンスで体をロックする方法はあまり得策ではありません。
なぜならば、ロックする位置が全体の最下で行われる為に、上半身がぐらつきやすいくなってしまうからです。スタンスではどこでロックするのか?とういと、腰です。
これも一概に腰を捻って構えようとするのではなく、前腰(骨盤)に上半身の重みを乗せるように構えるのを理想とします。
この位置がなかなか難しいと言うプレーヤーが多いのですが、それは結果的に前かがみになろうとしているから難しいのであって、重心位置5:5の位置から、少しづつ前に加重していくと、ちょうど良い場所が見つかるはずです。
試しにやってみてください。 その位置は、体が上下左右にブレにくい場所になっているはずです。
結果的にいかがでしょうか。皆さんが考えているよりも、前傾が少なくないですか?
ここから始めると、徐々に慣れてきて最終的には少し前傾過ぎても、しっかり重心が残るようになってきます。
さて、今回の本題はスタンスの位置です。
まずは、スローラインのどこに立つのが正解なのか?
これには考え方が二つあり、メリット・デメリットがあります。
1つ目の方法。
ターゲットに対してほぼセンターに立つ方法。
多くのトーナメントやハウストーナメントで、普段自分が慣れている環境とは違う環境で、実際に試合していかねばならないことが多いはずです。ほぼセンターに立っていれば、ターゲットとの位置を決めやすく、大きなトーナメントのように、沢山並んでいる台に対して、長いスローラインが引かれている場合にでも、位置は見つけやすいですよね。また、狭いお店などでは特に、左右にズレることが困難な場所などは、このセンターに立つタイプの方が、レギュラープレイと同じように投げられるはずです。
但し、フォームの点から考えると、少々のデメリットが発生します。あまりドセンターを意識していくと、人間て「真っすぐ引いて、真っすぐ出す」ことが出来ないから投げるスポーツがなかなか上達しないという考えがあります。ゴルフでも、ストレートの球というのが一番難しいんです。ここで、少しターゲットに対して角度をつけて構えると、真っすぐという位置が分かりやすくなるんですね。真っすぐを意識するあまり、フォローで手を右に逃がしたりする人が多いのは、この理由も多いに関係してきます。センタースタンスの代表的な選手は、PhilTaylorとかですかね (^^)
2つめの方法。
スローラインの左右に立つ方法。
これは、先ほど述べたように、ズラスことによって「空間」を把握しやすいという点があります。また、フォローの修正にも役立ちます。例えば、フォローを右に逃がしてしまう癖がある人の場合、右側に立って、左方向に向かって投げ入れるようにすれば、フォローは右に逃げずに、真っすぐ伸びていくはずです。逆の場合もそうですね。このように、普段の練習で修正する為に投げるのには良いスタンス位置と言えるでしょう。PDCのシード選手達の中で、 JohnLoweはかなり右側にスタンスして投げていますよね。彼らの場合には、ある程度投げる場所の環境が同じなので、さほど問題がないと思われますが、私たちのような色々な大会に出て、色々な環境で投げねばならないプレーヤーにとっては、あまりお勧めしません。
最終的に、どのような物が好ましいのかと言うと「センターよりに、自分の癖によって、すこし位置を左右にずらす」と言う方法が、色んな場面に適用していく事が出来るのでオススメです。
次に、高さですが。
前かがみになったり、逆に伸びすぎたりするのはお勧めしません。
なぜなら、今まで生活してきた中で、一番慣れている高さは、普段自分が立っているときの目線の高さですよね(^_-)なので、これを変にダーツの時だけ変えるのはもったいない。
普段立っているときの高さ意識してみてください。
変に前かがみになったり、背伸びをしたりすると、常に同じ高低差をキープしづらいのは明白ですよね。体調やその日の目の調子によっても波が出てきます。
そこで疑問が沸いてくるはずです。じゃ、プロプレイヤーの松本嵐、他異形フォームのプレイヤーが存在するのか?
彼等の場合、あの体勢をキープする為に筋トレをしたりしているんですねえ。彼等の常人離れした感覚とセンスで、ああいった独特のフォームは成り立っているので、これは一般的なプレイヤーには当てはまりません。但し、ああいった変則的なフォームの中にも、しっかりと理論はあるんです。
ただ、一般のプレーヤーが再現出来るレベルではないくらい、鋭い感覚と「空間能力」が必要になっていきますので、特定の人の講義ならまだしも、大多数向けの講義には向きませんよね(^_^;)
さて、下半身、上半身、どこに立つのか!まできたので、
次回は『構え』について考えていきます。
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ダーツのアドレス編
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-03-1
この講義では飽くまでも「私の持論」です。色々な理論があり、その全てで結果が出ているのなら、その全ては正解だと思います。その理論が悪いというのではなく、私の理論は「無駄な動き・無理な体勢・無駄な力」をなるべく排除し、「リズムを必要とする動きは取り入れる」「ターゲットを観るときに、色々なアプローチ方法を取り入れることにより、イマジネーションを高め、スランプの波を減らす」という理論の元、始めたいと思います。さて、第一回は「アドレス」 どんなアドレスが良いのか?答えは簡単です。長時間立っていても疲れない重心位置とスタンス。よく見かけますが、極端に重心を前に掛けるタイプ。いますよね^^これはお勧めしません。なぜなら、長いトーナメントが当たり前のダーツのトーナメント。極端な重心でずっと同じ体勢を保っているのは、至難の技だと言えます。主な目的は、出来るだけ的に近づきたいか、体が不安定になりがちな部分を、このスタンス時の重心位置で補うといった事が考えられます。ですが、スタンスで体をロックするのではなく、スタンスは飽くまでも楽に、そして安定出来るスタンスを最優先するように心がけてください。この場合の前脚の開き具合は、個人差が出てきて当然なはずです。私の場合、始めた頃はミドルドスタンスでしたが、現在では、ほぼクローズドスタンスを選択しています。あくまで、これは私の場合です。クローズドスタンスは毎回同じ位置にアドレスを取るのが容易なので、常に同じポジションから投げる事ができます。ただ、クローズドスタンスを窮屈に感じる方は、長時間投げていると、負担が痛みに変わってくる可能性があるので、ミドル系を薦めたいです。実際にミドルスタンスを適用しているプレイヤーが現在では1番多いと思われますので、無理して私と同じなクローズドスタンスをとる必要はありません。私の正解は楽な姿勢で長時間投げられる準備ですので、コレを踏まえたアドレス。 目安としては、腰の部分がどっしり出来ること。ちょうど骨盤に乗るような体勢が取れればグッド。このようなスタンスが取れると、無理して足の開きで体をロックする必要がなくなります。女性の場合には、体の柔らかいことから、腰にうまく乗れず、上半身を捻りまくって固定している例がありますが、これはあまりよくありません。女性の場合、この方法でうまく重心位置を探せない人は、前方にある臀部(お尻ですね)に重りがついていると過程してスタンス位置..
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-03T16:50:36+09:00
色々な理論があり、その全てで結果が出ているのなら、その全ては正解だと思います。
その理論が悪いというのではなく、私の理論は「無駄な動き・無理な体勢・無駄な力」をなるべく排除し、「リズムを必要とする動きは取り入れる」「ターゲットを観るときに、色々なアプローチ方法を取り入れることにより、イマジネーションを高め、スランプの波を減らす」という理論の元、始めたいと思います。
さて、第一回は「アドレス」
どんなアドレスが良いのか?答えは簡単です。長時間立っていても疲れない重心位置とスタンス。
よく見かけますが、極端に重心を前に掛けるタイプ。いますよね^^
これはお勧めしません。なぜなら、長いトーナメントが当たり前のダーツのトーナメント。
極端な重心でずっと同じ体勢を保っているのは、至難の技だと言えます。
主な目的は、出来るだけ的に近づきたいか、体が不安定になりがちな部分を、このスタンス時の重心位置で補うといった事が考えられます。
ですが、スタンスで体をロックするのではなく、スタンスは飽くまでも楽に、そして安定出来るスタンスを最優先するように心がけてください。
この場合の前脚の開き具合は、個人差が出てきて当然なはずです。
私の場合、始めた頃はミドルドスタンスでしたが、現在では、ほぼクローズドスタンスを選択しています。
あくまで、これは私の場合です。クローズドスタンスは毎回同じ位置にアドレスを取るのが容易なので、常に同じポジションから投げる事ができます。
ただ、クローズドスタンスを窮屈に感じる方は、長時間投げていると、負担が痛みに変わってくる可能性があるので、ミドル系を薦めたいです。
実際にミドルスタンスを適用しているプレイヤーが現在では1番多いと思われますので、無理して私と同じなクローズドスタンスをとる必要はありません。
私の正解は楽な姿勢で長時間投げられる準備ですので、コレを踏まえたアドレス。
目安としては、腰の部分がどっしり出来ること。ちょうど骨盤に乗るような体勢が取れればグッド。
このようなスタンスが取れると、無理して足の開きで体をロックする必要がなくなります。
女性の場合には、体の柔らかいことから、腰にうまく乗れず、上半身を捻りまくって固定している例がありますが、これはあまりよくありません。
女性の場合、この方法でうまく重心位置を探せない人は、前方にある臀部(お尻ですね)に重りがついていると過程してスタンス位置を探してみてください。ピタッと来る部分があるはずです。
では、実際に試してみてくださいね!
第2回アドレス編のポイント整理
・長時間投げても疲れないアドレス
・必要以上に前傾姿勢をとらない。
・スタンスで身体をロックするような事をしない。
・ぶれないアドレスを取るためには腰に乗る。
・身体に無理の無い足の開きを意識する。
次回はスタンス位置について考えます。
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答えのでないダーツコラム
https://darts-master.blog.ss-blog.jp/2009-10-03
答えのでないダーツコラムって事で始まりましたが、なんで答えが出ないかというと、ダーツの投げ方自体に決まりなんてある訳もなく、実際コレが正解ってのも存在しないからです。(マジで) 表では基本的な投げ方やフォームの解説を行っておりますが、あくまで基本概念っていう事だけなので、人それぞれ向き、不向きがあります。身体の固い人には、サイドスタンスはオススメできないけど、その窮屈さがフィットすると言う人もいますし、ホント千差万別なのです。 但し、基本は憶えておいて損はないです。基本があるからこそ応用ができるんです。完全、独学って方も多くいらっしゃいますが、いつしか壁にぶち当たった時には対応策が見つからず、足踏みをしてしまう時期がきっとくるはずです。その時の為にも基本は、ちゃんと理解しておきましょう♪ とりあえず、連載式に今後も各項目(アドレス、スタンス、フォームなど etc・・・)別に思いのたけを綴って参りますので、私はこう思う、、俺はこうかな?とかご意見があればご自由に書き込んでみてください。 誰も答えてくれなくても連載は続けますよっ。(爆笑)まずは、序章ですからこの辺で!今後はテーマ毎に答えの出ない論議が誰かとできたら嬉しく思います♪
ダーツコラム
ダーツマニア
2009-10-03T03:13:42+09:00
表では基本的な投げ方やフォームの解説を行っておりますが、あくまで基本概念っていう事だけなので、人それぞれ向き、不向きがあります。身体の固い人には、サイドスタンスはオススメできないけど、その窮屈さがフィットすると言う人もいますし、ホント千差万別なのです。
但し、基本は憶えておいて損はないです。基本があるからこそ応用ができるんです。
完全、独学って方も多くいらっしゃいますが、いつしか壁にぶち当たった時には対応策が見つからず、足踏みをしてしまう時期がきっとくるはずです。その時の為にも基本は、ちゃんと理解しておきましょう♪
とりあえず、連載式に今後も各項目(アドレス、スタンス、フォームなど etc・・・)別に思いのたけを綴って参りますので、私はこう思う、、俺はこうかな?とかご意見があればご自由に書き込んでみてください。
誰も答えてくれなくても連載は続けますよっ。(爆笑)
まずは、序章ですからこの辺で!今後はテーマ毎に答えの出ない論議が誰かとできたら嬉しく思います♪
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