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腕の中の軸を意識する [ダーツコラム]

さぁ!第7回ですよぉー♪

今回は「軸」のお話、軸といっても、全体の重心軸ではなく、ダーツを投げる腕の中の軸の話をしたいと思います。

そもそも、ダーツを手で持っているあまり、「手のひらから上」でダーツをコントロールしようとしていませんか?
ターゲットを狙っているときに、若干の高低差を手のひらから上で微調整してしまう人が多い。これは、感性の鋭い人なら良いんです。それでも、その日の体の調子や目の見え方によって、かなり左右されてしまう投げ方になりますよね?なので、この部分は出来るならばシステマチックにしたい・・・。

元々、ダーツを投げるときには、腕の「弧」の運動から、ダーツが送り出されるわけですから、この弧の軸をどこで感じるかが重要になってきます。上記に述べたような微調整を行うと、なんとなく入っているときには良いのですが、次第にせっかく作り上げた「弧の軸」をズラしていってしまい、最後にはどうやって投げていたか分からなくなってしまう現象に陥ります。

じゃあ、どこで軸を感じればいいのか?

それは、「手首」です。あ、こういうと大体が手首のスナップを利用して投げたり、へんんな手首の使い方をしてしまうのですが、そうではなく、手首の描く「弧」をまずイメージして下さい。

ダーツを持っている部分よりも、「手首」。

フォローをターゲットに対して、なるべく真っすぐ、そして高さもターゲットの高さにフォローするようにするのがベストなフォローだとすれば、この手首の位置が構えた時の高さとほぼ一定の高さを保ってフォローするようにすれば、キレイな高さのフォローになりません?

この手首の高さが落ちていたりすると、ダーツが落ちたり横ブレが起きてきます。

もっと分かりやすく説明しましょう。始めに構えた位置の手首の高さと位置を「A」とするならば、その時に狙っているターゲットに対しての適切なフォローの位置を空振りしてみて、その時の手首の位置を「B」とします。あとは、この「A?B」に手首を移動してあげるようにフォローを作る。

私の最近の注意していることは、構えているときに、頭の中で自分の投げ終わったときの手首の位置をイメージして、そのイメージに近づくようにフォローをしていくようにしています。

こうすると、あまり高低差の誤差が生じなくなる。ということは、よっぽど失投しない限り、その付近にダーツは密集するわけで、クリケットの場合などは、悪くてもキープという形をとれます。

中級者に陥りがちなミスは、狙おうと思えば、その日の調子によって、トリプルに入ってしまうので、段々欲張りになっていってしまうんですね。毎回9マーク出せるのならば、何も言うことはありませんが(笑)

このトリプルを外してもシングルに入っていることが重要で、一本でもトリプルに入れば、5マークですし、悪くてもキープ。ということは、アベで4点台ということですよね?悪くても、3点台はキープ出来る考えになります。

どんな投げ方をしていても、ずっと投げていれば、調子の良いときに5点だって6点だって出るんです。でも「悪くても3点台」というのは、フォームが出来ていて、軸がブレないことが前提となってきます。
私の周りにいる子達に良く言うのですが、クリケットは3点キープが出来るようになってからが、とてつもなく楽しくなってきます。そうして、初めて「戦略」というものが成り立つからです。

3本で締めることが出来る段階から、このゲームは変わってきます。 01だって、平均トンから格段に面白くなっていくんですよねえ(^^)

何が楽しいって、最後のアレンジが楽しい(笑) その楽しみを味わうことは誰にでも出来ますよ(^_-)

最後はちょっと余談もありましたが、これが手の中の軸です。
どうです?参考になりましたか?

さぁ、次回は『タメ』について書きます。本当にタメは必要だと思いますか?
では、乞うご期待です♪
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